法律相談のタイミング
法律相談に行くのはどのタイミングがよいかしばしば聞かれます。
この点、常に早目早目に行動すれば、余裕ができますし、突発的なトラブルにも対応できます。
少しでも、訴訟を有利に進めるために、弁護士が早めの準備や行動をとることは重要であると思っております。
大したことがないと思っても
「大したことがないと思っていました」ということが重大な法律問題で裁判になることがあります。
重大トラブルであった場合、放置しておくと状況は悪化するばかりです。
ご自身で判断することなく、1度は専門家の意見を聞いてみてください。
逆に、「大変な問題と思って何日も眠れませんでした」ということが、法律相談での一言で解決することがあります。
両方とも、早めの法律相談があれば対応できることです。
できる限り遠慮なく弁護士事務所に相談に来てもらえればと思います。
悩む時間や苦痛を和らげるためにも、問題解決に少しでも有利な状況を作出するためにも、早めに相談にきてもらえればよいと思います。
医師が手術ばかりしているわけではないように、弁護士も裁判ばかりしているわけではありません。
法律相談と一定の事務処理(交渉や契約書作成)で解決することは、結構、多いです。
また、医師が問診で重病を早期発見するように、弁護士も法律相談で裁判で早急に解決すべきことを見つけます。
大きなトラブルになる前に、来てもらえればと思います。
訴訟を避けるためにも
裁判前の示談交渉や警告書面作成などの段階から対応することもありますし、踏み込んで、ご自身が対応できるように詳細にアドバイスすることもあります。
法律相談だけに来られた時は、自分たちだけで解決できるようなアドバイスがほしいというものです。
弁護士に依頼するにしても、多くの依頼は、裁判せずに不当でない相当の内容で、解決してほしいというものです。
裁判はできる限り避けたいという希望は多いです。
裁判をなるべく避けるという意味では、相談は早い方がよいです。
弁護士に相談したからといって、裁判というわけでもなければ、依頼というわけでもありません。
相談だけでうまく対処できる方もおられます。
訴訟に進む場合でも
訴訟に進む場合でも、早めの相談は有利です。
交渉などがうまくいかなくても、事前に相談されていれば、相当の対応も検討できます。
対応アドバイスと同時に、証拠を集めておく方法もアドバイスできます。
仮に裁判になっても、法的に有利になるように契約したり、交渉氏とえくことも可能です。
そういう意味でも早めのタイミングで相談だけでもされておくのがよいでしょう。
まとめ
結局のところ法律相談は早めがよいかと思います。
もちろん、費用が掛かることですから、限りがあると思いますが、なるべく早めの方が対処しやすいことは多いです。