2014.03.14

弁護士のキャラクター

弁護士のキャラクター

弁護士のキャラクター

はじめに

弁護士のイメージについて、なんとなく一般の人は、特定のイメージを持っているような気がします。

勉強家でスマートなエリート弁護士とか、貧しい人のために無報酬で汗をかきながら走り回る人権派弁護士とか、金のために悪い団体とつるむ悪徳弁護士とか・・・。

庶民派とか企業弁護士とか、貧しい人の味方とかお金持ちの味方だとか・・・。

どの職業でもイメージはあるでしょうが、他の職業より、弁護士については強いイメージを持っておられる方が多いように思えます。

 
 
 

あるべき弁護士とは

私個人としては、この典型的な弁護士のキャラクターの枠を何とか広げられないかと思ってます。

(弁護士数を増やすのでなく、弁護士のキャラクターのバリエーションを増やしたいと言うことです)

例えば、スポーツ用品店店員なら、「スポーツマン受けする店員さん」の枠に入ってれば十分だと思います。

しかし、弁護士って、いろんな職業の、いろんな立場の人のために活動する職業ですよね。

いろんな人向けのいろんなタイプの弁護士がいた方がいいんじゃないかと思っております。

そして、その中で、依頼者相談者の皆様が、より自分にあった弁護士に依頼ができるようになるのが良いと思います。

 

皆様の弁護士選択

ところで、弁護士を探す皆様側は、まずは、あまりそういうイメージを気にせずに探してよいんじゃないかと思っています。

 

例えば、皆さんが病院に行くときに、ここは庶民派だとか、ここは金持ち向けなどと意識しないでしょう。

テレビドラマの中では、無償で治療する医師がいたり、金持ち専門の医師がいたりしますが、皆さんあれはフィクションであるとわかっております。

病気になれば、行ける範囲で、自分に合う医師のところに行くでしょう。

そこで、イメージを先行させて、いろいろ考えるより、実際に会って話した感覚と専門分野の関係で治療してもらうかどうか決めると思います。

医師の側も、自分の専門外とか対応が難しければ他を紹介しますが、弁護士も同じで、対応が難しい仕事のに無理に受けることは普通はありません。

いろんなキャラクターの弁護士がいたほうが良いと書きましたが、皆様は、弁護士と話した感覚などで、合う合わないを選択されるとよいと思います。

私どもの事務所でも、芦屋 西宮 尼崎など地元の方が、「電車から見えたんで寄らしてもらいました」と気構えずに来ていただけると嬉しいです。

確かに、合う弁護士を探すと言っても相談費用はネックかとは思いますが、一生のことですから、「この弁護士は・・・な弁護士だからと」身構えずに数をあたられて、できる限り様々に検討されてよいと思います。

 

あさがお法律事務所の弁護士

ちなみに、あさがお法律事務所の弁護士は特徴は

 

(1)依頼者に誠実な弁護士

依頼者に誠実であろうと思います。

何か動く必要が生じた場合、私がこう動いたら、まずは依頼者がどう思うか、依頼者にとってどうかを検討します。

依頼者の意向をなるべく汲み取って、依頼者に応じるように行動しようと考えております。

裁判所や弁護士会、その他団体、特定の政党や思想の方を向いて仕事をする弁護士もいますが、私どもはそれはありません。

(そういう姿勢での仕事の仕方も一つのやり方・考え方ですし、否定するものではありませんが、私どもは違います。)

個人的な思想や組織のメリットはさておき、まずは依頼者です。

 

(2)話しやすい弁護士

ご相談、ご依頼に来ていただく方の中で、弁護士事務所に相談に行くのは、初めてですと言う方は結構います。

一生縁がないと思っていましたとおっしゃる方もいます。

皆さん緊張してこられますが、一見さんからの相談も受け付けている私どもは、普段から初めて来られる方への対応は慣れております。

初めてで勝手がわからない方は多くおられますが、それが普通ですので、気にせずに、ご相談ください。

わからないことがあれば、遠慮なく何でも聞いてください。

私どもとしても、リラックスして相談していただけるために、出来る限り細やかに配慮するように心がけております。

先日も、講演会で、「講演後の質疑応答で、これほど手が上がったのは初めてです」と主催の方に言っていただきました。

公演中の説明が悪いんではないかと落ち込みましたが、関係者の方に聞くとそうではなく、

「先生なんか、いろいろ聞きやすいんですよ」

と言っていただけました。

少し自慢ですが。

 

(3)弱者でなく法と正義の味方

あさがお法律事務所は、「法と正義」の味方です。

お金がないとか生活が苦しいと言っても、間違えた行動、違法な態度は許されないと考えております。

逆に大金持ちであっても、不当な侵害から保護されるのは当然であると考えております。

「弱者だから」と言われても、正しくないものは救済できません。

そういう意味では、当事務所は弱者の味方では無いかもしれません。

ただ、じっくり依頼者の話を聞いていると、苦しい生活の中で、何とか頑張っている人の言動に心が動かされることがあります。

そういう人が社会の矛盾の中で苦しんでいたら、何とか助けてあげたいと強く思い、行動することはあります。

そういう意味で、結果的に、当事務所の行動が弱者の味方のようになっていることはありますが。

 

 

(4)威厳は無いです

一時は、威厳のある対応をしようと試みました。

しかし、無理でした。

もとの性格が威圧的ではないですし、えらそうな態度もかえって疲れるので、どうあっても威厳は出そうにないで、いつもどおりの姿勢で仕事をしています。

 

 

(5)人権派ではないと思っています

ときおり、依頼者の方に、「先生は人権派弁護士ですね」など言われます。

しかし、正直に言いまして人権派ではないです。

政治活動や思想活動など、全くしません。ビラの一枚も配ったことはないですし、旗の一枚も掲げたことはないです。

ただ、私は一人一人の依頼者の話をじっくり聞いて、依頼者と一緒に悩み、調査し、解決を検討します。

派手な政治運動はしませんが、その姿勢が、一人一人の依頼者の方からは、「人権派」のように見えるようです。

 

西宮の法律事務所 弁護士 岡田 晃朝

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