交通事故の事案の取り扱い
初めに
中心とまでは言えないですが、そこそこ取り扱いがあるのがこの分野。
特殊な事案は別ですが、弁護士であれば、まずは取り扱いがあり、ある程度はどの弁護士でもできるものでもあります。
あさがお法律事務所でも、直接にご予約いただいて相談が来ることもあれば、顧問先での関係で対応することもあります。
あさがお法律事務所での対応の特徴
交通事故を取り扱う事務所はたくさんありますが、あさがお法律事務所の特徴は、一件ずつ丁寧に対応すること。
現地確認
まず、事案ごとに現場を確認しないことは、ほとんどありません(高速道路上や山上の道路などは除く)。
googleなどでの確認と実際に現地で見たものとは、相当に違います。
実際に行ってみると、信号が見えにくかったり、すぐ横に横断歩道があったりということもあります。
あと、意外に写真と現地で見たときは距離感などが変わることは結構多いです。
過去には、写真に移っていないすぐそばにガードレールがあったというような事例もありました。
聞き取りや資料確認
また、依頼者に詳細に事故状況を聞きます。図表などを用いて、事故状況を確認します。
さらに、刑事裁判記録も取り寄せます。
また、病院のカルテも必要に応じて一切を取ります。
各記録毎の記載の違いは確認します。
カルテなど分量が多いこともありますが読み込むと、依頼者の主張を裏付ける特徴的な記載が見つかったりすることもあります。
他の機関の利用
これは依頼者との相談上になりますが、カルテやMRI画像などを医療機関への調査に出すことがあります。
もっとも、医師の調査、意見書作成は相当に高額になることもあるので、依頼者の意向次第のところはあります。
小括
当事務所では、迅速な処理には沿わないかもしれませんが、その分、丁寧に確実な処理を目指します。
示談の方向にある場合など、刑事記録や病院のカルテは無駄になることもありますが、念のために取り寄せます。
そうやって多くの資料を確認して対応することを重視しております。
あさがお法律事務所への依頼の特徴
当事務所に特徴的な交通事故対応では、自損事故で、会社から従業員へ請求するタイプのものもあります。
社用車でガードレールに接触して、車が破損したなどの対応です。
これは、交通事故の事件では珍しいものかと思います。
通常、自家用車での自損事故は、そういう事故では被害金額も安く(個人的に見れば大金ですが裁判するにはという意味です)、加害者も被害者も自分であることも多く、なかなか裁判にはなりません。
しかし、事業用の特殊車両は、修理代だけでも1千万円を超えることもあり、また被害者は会社、加害者は従業員という形ができますから、しばしば裁判になります。
主張や内容にもよりますが、交通事故問題でありながら、労働問題の側面が絡むので、交通事故だけでない判断が必要になる場合があります。
LAC(弁護士特約)対応
あさがお法律事務所では、弁護士特約の利用は可能です。
弁護士特約の名簿に載せたり、保険会社と一定の契約して、機械的に振り分けられた依頼を受けることはありませんが、直接当事務所との契約を希望された方について弁護士特約は利用できます。
ただ弁護士特約は全費用を賄えるとは限りません。
当事務所では、なるべくは弁護士特約内で対応するように心がけていますが、弁護士特約では足りないこともありますので、ご注意ください。
もっとも、弁護士特約分を超える場合は、必ず見積もりを先に出します。
ですので、裁判が終わってから知らないうちに費用が発生していたなどということはありませんので、ご安心ください。
結語
あさがお法律事務所は、交通事故のみの専門の事務所ではありませんが、交通事故の対応もそれなりにあり、年間に数件は取り扱っております。
ご相談お待ちしております。