医師の相談と弁護士
初めに
血圧が高めで病院に行ってみました。
高いと言っても、実年齢より5歳くらい上の年齢の平均値くらいではありますが。
結果、お医者さんには、
寒い時期は気を付けて、薬を飲むほどでは無いですが、運動して節制してください
と言われました。
ネットや本などの記述によると、血圧は外から見えませんし、相当悪くならないと痛みのようなものはないらしいです。
また、40代前後で突然亡くなる人の話を聞くと、血管や心臓関係の病気の人が多いです。
実際にはすぐに薬や手術の話になったわけではないですし、様子を見るだけの診察でしたが、不安でしたが、話を聞いてもらい、上記のアドバイスを貰って、安心しました。
気を付けることもわかりましたので、意義がありました。
弁護士でも
そういえば、私どもの職業でも同じようなことがあります。
ワンクリック詐欺にあったとか、交通事故の直後とか、関係の良くない会社・社員間の退職後の対応などで相談に来られる方がいます。
しかし、ワンクリック詐欺の場合は、状況をお伺いして
「今後は請求は一切無視して下さい」
という回答になるのがほとんどですし、
事故の場合は、事故の直後は、
「事故の現状を記録しておいて、証拠を確保しつつ、その先は治療が終わってからの対応となりますが、一般的には・・・」
という説明にとどまることが多いです。
退職関連の対応も、会社側あるいは労働者側が具体的な主張があってからの対応になりますので、
「具体的な主張が相手からあるまでは、証拠などの確保に注意しながら、普通に退職処理を進めて下さい」
とのアドバイスになり、漠然とした不安感の相談には回答が限られることもあります。
まとめ
早目の相談は証拠の確保に役立ったり、万が一の例外的な事情に対処する意味では大変意味があります。
相談者の方としては、法律の専門家では無いので、自分の相談タイミングが、早目なのかどうかの判断がつかないことも多いですし。
ですので、私としては、迷ったら早目の相談をお勧めしますし、歓迎いたします。
が、ただ、早い段階では、当面様子を見ましょうというアドバイスで終わることも多いです。
そのような場合、費用をいただいて相談するのに、おおよその見通しくらいしか告げれないことに、申し訳なく思うことがあります。
しかし、今回、自分が血圧で病院に行って、その場で対応できなくても、きっちりと現状の確認や見通し、当面のアドバイスをすることにも意味があるのだと確認できました。
ただ、病院は保険で1000円前後で診察とアドバイスを受けれるのに、弁護士事務所は保険がなく5000円もかかってしますのはネックですが。