正直・誠実に見通しを告げることとネット上の法律相談

業務スタンス

弁護士の法律相談のスタンス(正直誠実に)

・あさがお法律事務所では、裁判での見通しを、正直に、誠実に告げることをモットーにしております。

・あさがお法律事務所の弁護士 岡田晃朝は、時折、弁護士への質問サイトで、一般の方の相談に対して、回答をし、公開しております。

実は、この2つには、密接な関わり合いがあります。

ネット上の回答公開

ネット上の質問は、内容は類似の質問も多く、また回答を不特定多数(全く無関係の人から、裁判で対応している依頼者や裁判の相手側まで)が見ることができます。

このため、公平で誠実な態度でなく、

「依頼を受けることができればよい」との考えで相談者の顔色を窺った対応をしたり、

「嘘ついても裁判で勝てばよい」という意向で不誠実な対応を行い、その場限りの玉虫色の回答をすると、

過去の相談サイト上の複数の回答や相談に来られた方への回答がそれぞれ矛盾する回答となり、そういう姿勢が、わかってしまうのです。

ですので、どの立場から、どの回答をみられても、矛盾しない問題の無い回答を心がけております。

そうすると、正確で公平な視点からの見通しの回答以外はありえないことになります。

もちろん、踏み込んだ証拠構成の仕方などの検討になれば、有利不利はあります。

しかし、基本のスタンスとしては公正に法律を説明するというスタンスが崩れることはありません。

(ネット上のサイトでの回答は、利益相反を防ぐために、一般論の回答しか行っておりません。ご了承ください。)

2 たとえば、「不貞」の問題に問われた場合

・不貞したのであれば事実を正直に述べること・慰謝料には相場があること・ただ、事案によって金額はそれなりに変動することなど

を私は回答します。

不貞した相手にも、不貞された相手にも同じ回答をします。

そのうえで、事務所での法律相談では、事実や証拠を少しでも有利になるように、依頼者のために構成します。

基本スタンスとして法律や事実を捻じ曲げることはありません。ただ、ある証拠と事実を法に照らして、有利になるように構成していきます。

3 あるいは、借金について聞かれた場合

・借りたお金は返さなければならないこと・利息制限法を超える部分は返さなくてよいこと・どうしようもない場合は破産することになることなど

を回答します。

貸した側にも、借りている側にも同じ回答をします。

そのうえで、依頼者の状況を確認して、破産や任意整理、個人再生を勧めたり、貸している側には仮差押えや訴訟について勧めることになります。

4 遺産分割について聞かれた場合

・遺言や遺産は正直にすべて開示すること・そのうえで財産の評価の仕方や特別受益や寄与分や遺留分の請求を検討することなど

を回答します。

遺産を先に管理している側でも、遺産を相手に取り込まれている側でも同じ回答をします。

そのうえで、特別受益や遺留分減殺請求、寄与分、遺言の無効などその事案に応じて、依頼者に有利な構成を検討します。

まとめ

このように、どちらの側のどういう立場から聞かれても、問題ないように回答すると、時には、一方に厳しい回答になることもあります。

しかし、明文での記載、動かしがたい判例で確定している事情については、弁護士としても正確に診断し、依頼者に告げる必要があります。

私も厳しい回答が好きでやっているわけではないですが、専門家として、正確な法的回答を聞かれている以上は、厳しくても正確な回答しようと心がけております。

不特定多数人に、インターネットで広く回答を公開できるのは、誠実に、どちらの側から見ても間違いないと思える回答をしているが故です。

そして、その正確な診断をベースに、そこからどう、より良く解決するか、それが弁護士の仕事かと思います。

裁判になれば、原告や被告になった依頼者のそれぞれの立場に少しでも有利になるように、事実や法律構成、証拠関係は検討します。

ただ、その場合でも、客観的に見ればどうなるかという見通しは、常に持っておくべきと考えております。

西宮市のあさがお法律事務所

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