依頼の傾向
あさがお法律事務所に多い依頼、依頼の大まかな傾向について、お伝えします。
それだけしか対応しないとか、専門というわけではありませんが、事務所選びの参考にしていただければと思います。
地域性
事務所場所
あさがお法律事務所は、兵庫県西宮市に所在します。
西宮の中では、中心部分の南の方に位置しております。
阪神と阪急電車の乗換駅である今津駅の駅前にあります。
3方は、尼崎市と芦屋市と宝塚市に隣接し、1方は大阪湾です。
そのさらに隣は、神戸市、大阪市、伊丹市などが隣接しております。
依頼者の方のお住い
あさがお法律事務所への依頼者は、地元の西宮や尼崎、宝塚などが3割程度を占めます。
弁護士の商圏は他業種より広く、隣接都道府県くらいの依頼は普通にあります。ただ、やはり地元は多めです。
当事務所は阪神電車・阪急電車の駅前ですので、電車で15から20分程度の距離にある大阪の北部(梅田や大阪駅)から中心地、神戸の中心地からの依頼も3割程度あります。
さらに、電車や国道が一直線につながっており、事務所に訪問しやすい、東は東大阪や奈良、西は姫路や加古川、明石の方の依頼者も3割程度あります。
あと、1割はそれ以外の地域です(和歌山、富山、金沢、福井、岡山、堺など)。
弁護士事務所は、通常、依頼料が高額に及ぶ上、重大な局面についての対応ですので、相当に遠方の方でも、わざわざお越しいただいて依頼されることがあります。
依頼内容
内容
地域的に記載のような地域ですので、依頼内容もそれに合わせたものが多いです。
西宮、尼崎、東大阪、明石、加古川、このあたりは大阪神戸のベッドタウンで住宅地ですので、一般の方からのそれに応じた依頼が多くなります。
具体的には、遺言作成や遺産分割、相続、破産、個人再生、交通事故、離婚などの市民の悩みが多いです。
企業の顧問契約も、そこそこ頂いております。
大阪の方は、会社関係が多いです。
会社内の紛争、著作権の争い、労働問題、会社の組織変更、重要な契約書作成、労働問題といった依頼と顧問契約が多いです。
奈良の依頼者も、会社関係が多いです。
これは、多少遠方でも、中小企業専門の弁護士にということを検討されるからではないかと思います。
また、姫路や神戸は住宅地であると同時に会社も多いので、個人と会社と両方の依頼が多いです。
と言うように各地域に応じて、種々の依頼を受けております。
当事務所は、なるべく専門分野を絞り、企業法務と家事関係、不法行為に主として対応しておりますが、それでも地域に応じて、さまざまな依頼が来ます。
費用
相談の場合は定額の場合はありますが、依頼となるとやはりそれなりの金額になります。
数十万から100万くらいまでだと、弁護士費用の方が高くなる危険もあるので、法律相談で、なるべくアドバイスして、ご自身での処理をお勧めするようにしております。
もっとも最終的に弁護士費用から赤字になる危険などを十分に説明して、それでも受任してほしいといわれるような場合は、金額にかかわらず受任することはあります。
名誉棄損などの場合は、お金の問題ではないとして、そういう依頼はありますね。
実際の傾向としては、数百万から数千万の依頼が多く、億を超える依頼は時折あるくらいでしょうか。
なお、様々な仕事について、金額の大小かかわらず、私どもとしては同じように全力で、誠実に打ち込みます。
依頼者と協力しあって実際に裁判で全力で主張していると、あまり事件の大小は気にならなくなり、その事件を、いかに有利な結論に進めるかに集中するようになっていきます。
ときおり、依頼者の方の中に、「小さな事件の依頼で申し訳ない」とおっしゃる方がいますが、全く気にされる必要はないです。
専門外でかえってご迷惑をかけると思われるときや、社会的、法的に見て、到底、主張が不可能な場合はお断りすることはありますが、事件の大小で依頼を断ることはありません。
(もっとも、前期の通り取得額が低く弁護士費用の方が高くなる可能性がある場合は、その点をご理解いただく必要があります)。
また、事件の大小で対応を変えることもありません。
常に、依頼いただいた以上は、全力で対応させていただきます。
その他
以上ですが、時折、特殊な依頼が来ます。
特殊なものにつきましては調査時間をいただいたりすることはあります。費用が多くかかる場合もあります。
しかし、対応していないわけではありませんので、お問い合わせください。
刑事事件、少年事件のように当事務所では全く対応しておらず、今後もその予定がないものもございますが、基本的には、皆さまがお困りの分野については対応できる状況を作っておきたいとは考えております。
先日、当事務所の得意分野、中心的取り扱い分野以外で、相談に来られた人について、充分に対応できないことがございました。
私としましては、無責任な対応にならないように、回答ができない分野については、その旨お伝えするようにしております。
その時は、せっかく来ていただいたのですが、結局、お帰りいただくことになりました(その場合は費用は頂きません)。
その後、その分野については現在、勉強中です。
相談に来られた方に申し訳ないので2度とそういうことの内容にしたいですし、私自身も悔しかったので、すぐに専門書を買い揃えました。
得意分野・中心的取扱い分野の専門的な能力を、維持し高めるのは当然ですが、それ以外の分野でも対応できるようにしていけるように日々研鑽しております。