土日祝日の法律相談と対応
目次
はじめに
あさがお法律事務所(西宮市)では、事前予約があれば、土日祝日でも法律相談に対応しております(要事前予約)。
また、土日祝日でも予約の電話の受付をしております。
年末年始、ゴールデンウィーク、お盆や夏季休暇中も、事前予約がある限りは法律相談に対応しておりますし、予約の電話は受け付けております。
土日休日対応を始めた理由
あさがお法律事務所を開所したとき、いろんな弁護士事務所やその他士業、周辺のその他業種を見て廻りました。
そんな中、阪急の西宮北口周辺で開業時に「土日も対応します」としていたことから、大盛況の歯医者がありました。
土日の予約は1カ月先まで取れないくらいでした。
・
その様子を見て、私も同じようにやろうと思い「土日祝日対応」(要 事前予約)で、事務所を開きました。
土日祝日対応は、今だから正直に言いますと、初めは経営の安定を考えてのことでした。
土日休日対応を継続している理由
しかし、実際に対応してみるて、
「土日は助かる。今後も続けてください」
との声を多くいただいて来ました。
・
年中仕事の方や休日を除いては休みをとれない方
体調や傷害などの関係で一人では外出できない方
緊急に相談したい方
相談内容を会社などに知られたくない方
様々な方に、喜んでいただいて、次第に土日祝日に対応することにやりがいが出てきました。
・
現在では、土日の対応が無くても経営には何の問題もありません)。
しかし、開業の時とは、別の理由で、土日の対応は続けております。
今後も、体力の続く限り、土日祝日、夜間の対応を続けるつもりです。
・
しかし、土日業務を行っている弁護士事務所は少ないです。
土日対応が弁護士業務で難しいのは、私なりの推測ですが、以下の理由ではないかと思います。
土日対応する弁護士事務所が少ない理由
ところで、実際には土日対応している事務所は少ないです。
これは以下の理由によると考えられます。
① 弁護士業務の性質上、交代制・ローテーションでの出勤は難しいこと
弁護士の業務では、通常、特定の弁護士が、特定の依頼者の専属担当として仕事を受けます。
多くの弁護士を抱えている事務所でも、ある依頼を受けて直接対応する弁護士はメイン担当者1人だけです。
・
一度、土日に依頼を受ければ、その依頼者は土日に打合せて来ますので、毎週、その担当の弁護士は土日に居なければなりません。
そうすると、交替やローテションで土日出勤ということはできません。
一度、ある弁護士が依頼を受けた以上は、その弁護士が対応する必要があるので、毎週土日は、その人が出社となります。
交替制ならばともかく、毎週出社となると人材確保が難しいということが理由の一つに挙げられます。
・
② 裁判は月曜日から金曜日まであること
裁判は月曜日から金曜日までです。
ある弁護士が、土日は出社し、月火を休みにしていても、裁判は月火も入ります。
裁判所で、「私は土日仕事ですので、月火は休むので、裁判入れないでください」と言っても通用しません。
そうすると、場合によっては、2,3週間休めない可能性はあります。
これが厳しいということもあります。
・
現実の土日休日の予約状況
実際の祝日の予約状況ですが、結構、まちまちです。
土日は結構コンスタントに予約が入る(土曜か日曜かの一方に固めることが多いです)のですが、祝日の予約は、入るときは入る、入らない時は入らないと言う感じですね。
年末年始やゴールデンウィーク、夏季休暇中は、一般的な休みの週のうち2-3日ほど出る感じです。
なお、相談の増減は結構変動しますが依頼の数は、あまり変わりません。
・
土日休日相談の弁護士側の事情
実は土日相談は、私自身のためでもあります。
私は、予約を受けた後とか、ある程度、話を聞いた後に、「相談者様・依頼者様が悩んでいるんじゃないか」と気になりだすと、自分が休日でもゆっくりできないのです。
休みになっても、仕事が残っていると、落ち着かないタイプです。
それならば、とりあえず話を聞いて、その日に出来る範囲まで対応・アドバイスしておきたいという気持ちもあります。
そして、ゆっくり、自宅でお風呂に入りたいのです。
注意事項
事前予約は必ずされてください。
事前に予約がない場合に休みを取って、休日や労働時間を調整しております。
法律相談には必ず事前予約を取ってください。
遅刻する場合は1本お電話ください。
場合によっては、そのご相談のためだけに2時間だけ出勤している場合がございます。
それで、お約束の時間に遅刻されると、「来ないのではないか」と考えて、帰宅してしまうことがあります。
事情あって遅刻されることはやむを得ませんので、お電話を一本ください。
そうすればお待ちしております。
予約電話がつながらないことが稀にあります。
土日祝日の予約のお電話は、転送で弁護士が受けております。
このために、転送先の弁護士が、就寝中や飲食中、トイレなど、電話がつながらないときがあります。
しばらくお待ちの上で、おかけください。