依頼者の方への対応

依頼者の方への対応

依頼者の方への対応

あさがお法律事務所の依頼者への対応姿勢を記載します。

 

ご質問やご相談は、営業時間ならいつでも

依頼者の方から、いろいろご意見やご質問を受けることがあります。

そして、その時に、非常に恐縮されて質問される方がおられます。

しかし、全く気にせずに、思ったこと気になることは、お電話やメールで、ご連絡いただいて構いません。

実際に正直に言いますと、いろんな質問や主張の中には、法的な意味が低いことも多々あります。

事案の解決から離れたり、依頼者の方が、どうしても主張してほしいと言っていることが、不利な内容であることもしばしばあります。

しかし、依頼者の方は専門的なことがわからないから、ご依頼いただいているのです。

逆にご質問やご意見、ご主張が法的に完全なものでしたら、私は何のために依頼されているのかわかりません。

ですので、思ったことは、何でも即時に、ご連絡いただければよいですし、ご連絡があれば3日以内にはお返事します。

そして、それにアドバイスをすることが、私にとって大切な仕事の一つです。

そうやって、いろんなことをお話しいただくと、ご相談者の方も無意識に、裁判で決定的な事実を口にされることがあります。

ですので、遠慮なく何でもご連絡、ご質問ください。

 

依頼者のご意向第一

依頼者の意思が第一

私は、依頼者が何を言っても、相手に虚偽主張、脅しや侮辱、嘘の対応は、拒否し依頼を辞任します。

そういう意味では「依頼者の言いなり」に動くことはありません。

しかし、様々の情報を告げたうえで、「それを検討して、こうしたい」と言われれば、依頼者の人生なのですから、そこは「依頼者の言いなり」に動きます。

ある権利を行使したりしなかったり、譲歩したり和解したりするのは、単にお金の損得や時間の損得だけでは測れないものがあります。
 
その人(会社)は社会的で活動しており、裁判もその人にとっては、社会における活動一つにすぎません。

 

それでも、「説得」して和解すべきという人もいますが、私はそうやって「説得」されて和解した人が、「前の弁護士に無理やり和解させられた」と泣きながら事務所に相談に来たことが何度かあります。

はっきり言いますが、それは説得ではありません。

味方であるはずの弁護士から言われて断り切れなかったり、権威から判断に迷った依頼者の心情を利用した「やっつけ仕事」です。

私は依頼者の意向を第一に業務を行っておりますので、そのような仕事は致しません。

 

信頼関係を築く

私はこの人は信用できると思わないと依頼を受けないです。

依頼者の方にも私が信用できるか、ともに主張していけるかを、考えていただくために、契約の初めに「時間をおいて私と契約するかよく考えてください」と伝えて、1日以上は時間をおいてから契約してもらっています。

私と依頼者間で考え方に齟齬があると感じたときは、それを正直に話して委任契約を合意解約するかを話し合います。

ですので、依頼者とは深い信頼関係で結ばれていると思います。

私は、信用できると感じて初めて依頼を受けますし、依頼者の方は信用してご依頼いただいていると思います。

 

話を聞く

依頼者の話はじっくり聞きます。

相続でも交通事故でも会社の訴訟でも、何百件も相談を受け訴訟をしていれば、おおよそのパターンのようなものが頭に出来上がってきます。

それで、パターンのようなものに当てはめて、そのまま回答しそうになります。

 

しかし、一人一人の人間を一定の類型に当てはめても正確にその人が理解できることはありません。むしろ、誤った偏見にもつながります。

そうであるならば、人と人との関係で生じるトラブルもパターン化できるわけがないのは、当然です。

弁護士として、日々仕事をするうちに、つい忘れてしまいそうになりますが、適切な事件の把握と解決に、この意識は忘れてはならないものだと思っております。

 

ところで、法曹は業務上パターンわけをしがちな職業だと思います。

というのは、法曹は、社会にある個別の事象を法律という一定の枠にはめ込む仕事だからです。

法律という一定のパターンに、ものごとを当てはめて結論を出す仕事であるので、逆にパターンから考えて社会の事象を取り上げようとしがちになります。

 

しかし、その事案ならではの特殊性を、よく聞いて確認検討しないと、適切な回答はできません。

この事案ごとの差異を把握して適切に事件を解決するには、相談段階で、話を詳細に聞く必要があります。

間接的でも事案と繋がりがある可能性があるなら、周辺の諸事情を広くじっくりと聞く必要があります。

そして、その事案ならではの特殊性に気づいたら、その点を特に掘り下げて聞いていく必要があります。

 

待たせない

裁判や交渉では、相手のあることなので、確実なお約束はできませんが、なるべく迅速な処理を心がけております。

また、相談に来られた時など、相談者の方が時間通りに来られる限り、こちらも時間通りにお待たせせずに対応するように考えております。

前の依頼が詰まっていた場合以外に、相談時間通りに来た人を待たせたことは、ほぼないと思います。

(まったくないと思いますが、私も法律相談は何千件も対応しておりますので、覚えていないところがあるかもしれません。自身がありません。)

これは、かつて私がサラリーマン時代、法律相談に時間通りに行っても、待たされたことが数回あったことから、相談者を待たせない弁護士になろうと考えてのことです。

当時、弁護士に「こちらも予定組んで動いているので急いでほしい」とは言いにくかったんですよね。<

時には 奈良や加古川、姫路など遠方から来てくれる人もいます。

尼崎や西宮など近いからと言って、待たされてよいというものでもないでしょう。

些細なことですが、あさがお法律事務所では、少しでも、緊張を緩和しストレスなく、相談できる環境を整えていきたいと思っております。

 

依頼者であり、お客様である対応

先日の話ですが、専門職の集まりで事務所に依頼に来る人について、「依頼者様か、お客様か」という議題で議論をしたことがあります。

弁護士だけでなく、税理士や司法書士、公認会計士も交えて行いました。

その趣旨は、もちろん、呼び方がどうかということでなく、依頼に来た人に、どういう姿勢で対応するかということです。

私は、当初は、「費用を頂く以上、お客様としての配慮で対応すべき」と主張するグループに賛同していました。

しかし、途中から、「弁護士の仕事は、お金が多いからとか少ないからとかでする仕事ではない。国家資格のある専門職とはそういうものである以上、そういう姿勢で訴訟の依頼者として対応すべきだ。」という主張をされた方に賛同しました。

その時は、議論の白熱もあり、あやふやな結論で、流れてしましました。

が、今、改めて考えれば、この問題は、必ずしも対立する概念として討論することに無理があるような気がします。

すなわち、依頼をしていただいた人を、お客様として親切丁寧に説明し対応することは当然です。

と、同時に、

頂いたお金の大小の問題でなく、信頼して依頼をしてくださったことについて専門家として、適切な対応をするのも当然です。

結局、両面の良いところを取り入れて対応していけばよいと、今では考えております。

 

最後に

依頼の増加

おかげ様で依頼者の方も増えてきました。

これも、まじめに、来ていただいた方に取り組んだ成果だと思っております。

中には、親切・丁寧・思いやりのある対応をしたが、うまくいかないと言われることもあります。

そんな対応で依頼者の方やお客さんが増えるなどということは、「きれいごとに過ぎない」という人も居ます。

論理的でないと言われることがあります。

まあ、その点はそう言われれば私も「不思議だなあ」と思っているところではあります。

しかし、実際に、そういう対応が成果を生むのが事実であるから、そう書くしかありません。

 

いつでも、思いやりを持って

ところで、親切・丁寧・思いやりのある対応といっても、お客さんと対峙している時だけの付け焼刃では意味がありません

親切丁寧な対応で、成果が出るのは、これもどんなジャンルでもそうですが、取り組み始めて数日ではありません。数年単位です。

また、それは目の前のお客さんへの営業スタイルではありません。

休みの日も、友人と飲み会の途中でも、常にそういうことを心がける必要があります。

むしろ人が周りにいない時ほど、そういう心がけを忘れないことが大切だと思います。

そのうち営業スタイル、仕事上の対応でなく、自分の本来の性格が、そういう風に変わっていきます。

(ここが大事かと思います。)

そして、それから人の信頼が得れるようになってきました。

弁護士に限らず、人と接する仕事で、大切なのは人の信頼を得ることですが、これは愚直に親切・丁寧・思いやりのある行動をとり続けるしかないかと思います。

(私もまだまだなのに、偉そうにすみません。)

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