ネットや新聞の裁判例


ネットや新聞でも、裁判例がいろいろ見ることができます。

しかし、これらの判例を見るときは、慎重に検討することが必要です。

裁判所は、大きな裁判所だと一か所で毎日何百件という裁判があり、和解で終わるものもありますが、一定の数は判決が出ます。

そして、その判決が常に新聞やネットに出るわけではありません。

新聞どころか、専門の判例データベースや法律の専門書にすら載らない判決も、たくさんあります。

そういうたくさんの判決の中で、特に特殊であったり、新しい方向性であったり、特定の思想が強く反映されていたり、と言った極々一部の特殊な事例が、ニュースとして取り上げられます。

時には、結論として敗訴なのに、特定の思想に有利な理由の部分だけ、抜粋されていたりもします。

ですので、ネットや新聞のニュースになる判決には、そもそも偏りがあります。

もちろん、中にはその判決が契機で、その法律論がメインストリームになることもあります。

しかし、そうでないものも多くあります。

新聞やネット上の記載事例を弁護士も参考にはしますが、それだけで結論付けると思わぬ結果になることもあります。

そういう資料を閲覧するときは、一歩引いた慎重な視点を、お持ちになるほうが良いでしょう。

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