弁護士の知識


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弁護士は様々な会社や、様々な立場の人の相談を受けます。

相談の中では、通常知りえないようなノウハウや決算の詳細などにも触れることがあり、そのために法律以外の幅広い分野の知識を得ることになります。

個別に相談者の方から聞いた特定の知識の利用は、守秘義務上、許されません。

が、そうやって知った業界の一般的な考え方や傾向を考慮して、アドバイスすることはあります。

また、弁護士は法律以外でも本をよく読みます。

例えば交通事故などでは、医療関連の本を読むことがありますし、建築訴訟では建築技法の専門書を確認したりすることもあります。

そうやって得た知識からアドバイスすることもあります。

(余談ですが、法律以外の分野の本は関連しそうなものを手探りでまとめ買い購入するので、毎月多額の書籍料が必要に案ります。)

私が法律相談でアドバイスするうえで、注意しているのは、このような別業界の知識は、すべて自身が経験したことではないことを差し引いて考えることです。

いろんな業界の知識を知っても、すべて知識と知っているだけですし、自分の経験ではない間接的なものにすぎません。

法律分野や裁判手続きなどを除けば弁護士の知識は、あくまで間接的なものであることは十分に認識しながら、アドバイスする必要があると、注意しております。

(もちろん逆もあります、「よくネットや本に載っているけど、それは実際に実務している弁護士からすると、例外中の例外の判例なんだよなあ」ということは、しばしばあります。)

あさがお法律事務所