ネットからの依頼は質が悪い・・・?


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一般の人には馴染みがないかもしれませんが、弁護士業界では、「インターネットで調べて問い合わせてくる依頼者は質が悪い」という話があります。

別に統計的な記録があるわけではないですが、時折、こういう話を聞きますし、先日も弁護士専門の広告代理店の人が、そういう話をしていました。

この「質が悪い」という言葉が何を指すかわかりませんが、どうも、・その依頼者にお金がなかったり、・依頼内容が少額だったり、・主張に無理があったり、・自分からトラブルばかりを起こしている人が多いという意味のようです。

確かに大金持ちやそれなりの規模の会社だと弁護士とのつながりを元から持っていることも多いので、ネットで探さないということはあるでしょう。

そういう面はあるとおもいます。

「で、それがどうしたんですか?」と私は思います。

依頼者にお金がなかっても、法テラスを使ってもらうなど可能な範囲では対応すればいいじゃないですか

訴訟にまでしにくい事件なら、事情を説明して、その人自身ができる範囲のアドバイスをしてあげればいいじゃないですか

主張に無理があるならば、どこに無理があるのか、なぜ法律上ダメなのか、説明してあげればよいではないですか。それを説明するのも仕事なんですから

あちこちでトラブルを巻き起こしている人は、さすがに私どもも断りますが、そのような人は、少数です。

私はそういう考えで、弁護士やっています。

正直に言えば、「宝くじに当たったらいいな」と同じくらいの感覚で「大金で楽な仕事があればいいな」と思うこともないとは言いません。

が、「大変でもやりがいがある仕事」「利益は少なくても依頼者と共に協力し合って対応する仕事」に打ち込むのも、そんなに悪いものではないです。

やりがいは同じようにあります。

あ、ちなみにここまで書いてきてなんですが、別にネットからの依頼者でも大きな事件もありますよ。これまで弁護士と付き合いがなかったのは、大きなトラブル知らずでやってきたからということもありますので。

あさがお法律事務所