反省したこと


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先日のことです。

裁判所で和解期日を開くことになりました。

和解期日では、原告と被告で、別々に交互に裁判官が待機する部屋に入って、話を進めることがあります。

その日も、そういう手続きでした。

で、私が裁判官と話を終わったので、相手に交代の声をかけに行くことになりました。

この時に、私が声をかけに行く前に、裁判官の側に座っていた裁判所の若い人が、すっと立ち上がって、相手に声をかけに行きました。

私は、いつもなら「私が呼びに行きますので待っていてください」というのですが、少し疲れていたのもあり、なんとなく「裁判所の人が呼んでくれるなら、まあいいか」と思い、部屋の外に出て、廊下の椅子に座ってました。

その後、相手が話している間、廊下で待っていたのですが、その間の裁判所の人たちの会話で、私の代わりに、相手を呼びに行ったその若い人も裁判官であることに気づきました。

で、その瞬間、「しまった。裁判官に相手を呼びに行かせてしまった。」と思ってしまいました。

「自分が呼びに行けばよかった、裁判所の印象が・・・」などとも思いました。

で、次の瞬間、もっと後悔しました。

私、「この人なら気を使うけれども、この人ならば別にいいか」という発想が好きではないです。

良く話してもいないのに、あの人はどうとか、この人はどうとかで、肩書や見た目、その他の表面的なところで人付き合いするの人が嫌です。

その一人一人の言動から、トラブルメーカーだとか、嫌みな人などは避けることはありますが、肩書などでは対応を変えないように心がけています。

しかし、その日、私は見た目の若さや肩書で相手への対応を心の中で変えていたようです。

口には出さなくても、こういう少しの姿勢は、相手や周囲の人に間違いなく伝わります。

私自身も、軽く見られて、嫌な思いをしたことはあります。

だから、自分は人をそういう風に人は見まいと思っていたのですが・・・。

それなりに弁護士としてやってきて、依頼者や顧問先も増えてきたことから、おごり高ぶった発想になっていたのでしょう。

反省しております。

あさがお法律事務所