弁護士の強気と弱気


a1180_005994

人間には、いろんな面がありますが、それぞれ事情に応じて使い分けていると思います。

私も弁護士業において、いろいろな面を使い分けております。

訴状や答弁書などの法律書面を作成するとき、法律書面を出すとき

これはできるだけ弱気に考えます。

万が一にも誤りはないか、うっかり不利なことを言っていないか、一生懸命考えます。

考えすぎて夢に見たり、歩きながら、ふと気になった論点を携帯メールでパソコンに送信して後から見直したりしながら、検討します。

また、法律相談でも弱気に考えます。

というのは、法律相談の時は、こちらは一方の言い分しか聞いていません。

相談者はどうしても自己の側からの話や見解を話されます。

これに対して相談を受ける弁護士は、客観的に見通しを告げたり、証拠を探すところを指示したり、不利なところも指摘することが必要です。

そのために、「相手はこういう反論するかもしれない」「証拠のうちのここは弱点でないか」といろいろ気にするようにして、弱気に弱気に考えて、聞いていきます。

私も聞き方には気を付けるようにしているのですが、不利なところ不利なところを聞くので、相談者の方は気を悪くされることがあります。

そういう時は申し訳ないなと思いつつ、やはり裁判になったときに、相手はここをついてきそうだということを聞くようにしております。

逆に訴訟が始まり、裁判所に行けば、強気に主張することもあります。

こちらは十分に、話の裏や事情まで聞いて、依頼者の方を信頼して全面的に味方として主張するわけですから、自然に強気になります。

時々、法廷で、しゃべりすぎたかなと後悔することもありますが。

また、違法な相手(闇金など)に対しても、強気で交渉します。

相手が違法なのですから、当然です。

なお、こういう相手は、なぜか違法なのに相手も強気だったりしますが、ただの虚勢ですので、相手にしません。

それと休日は、スイッチが切れてます。

休息はよい仕事のために必要だと思いますので、努めてスイッチを切るように心掛けています。

ただ、正直、なかなかうまくいきません。

どうしても仕事の話が頭に浮かびます。

あさがお法律事務所

弁護士紹介