月別アーカイブ: 2017年8月

弁護士の知識

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弁護士は様々な会社や、様々な立場の人の相談を受けます。

相談の中では、通常知りえないようなノウハウや決算の詳細などにも触れることがあり、そのために法律以外の幅広い分野の知識を得ることになります。

個別に相談者の方から聞いた特定の知識の利用は、守秘義務上、許されません。

が、そうやって知った業界の一般的な考え方や傾向を考慮して、アドバイスすることはあります。

また、弁護士は法律以外でも本をよく読みます。

例えば交通事故などでは、医療関連の本を読むことがありますし、建築訴訟では建築技法の専門書を確認したりすることもあります。

そうやって得た知識からアドバイスすることもあります。

(余談ですが、法律以外の分野の本は関連しそうなものを手探りでまとめ買い購入するので、毎月多額の書籍料が必要に案ります。)

私が法律相談でアドバイスするうえで、注意しているのは、このような別業界の知識は、すべて自身が経験したことではないことを差し引いて考えることです。

いろんな業界の知識を知っても、すべて知識と知っているだけですし、自分の経験ではない間接的なものにすぎません。

法律分野や裁判手続きなどを除けば弁護士の知識は、あくまで間接的なものであることは十分に認識しながら、アドバイスする必要があると、注意しております。

(もちろん逆もあります、「よくネットや本に載っているけど、それは実際に実務している弁護士からすると、例外中の例外の判例なんだよなあ」ということは、しばしばあります。)

あさがお法律事務所

弁護士の選び方

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時折、当事務所にセカンドオピニオンを聞きに来られる方がいます。

で、いろいろな相談を受けます。

その相談に対する回答で、結構な割合、「推測にはなりますが、おそらく今、依頼している先生は、こういう意向でしょう」というような回答になることがあります。

「今依頼している弁護士がどういう考えで動いているのかわからない」と不安を感じて、それを聞きに来られる方は結構多いです。

そこで、私は依頼者の方に推測を説明した後に

「それ、今、依頼されている先生に聞けば、すぐ教えてくれることだと思いますよ。」

と伝えます。

これに対して、

「今の先生には、恐ろしくて、そんな質問できません・・・」

と答えられる相談者の方は、それなりにいます。

弁護士を選ぶ基準はいろいろとあるでしょうが、一つ、疑問を聞きやすい弁護士、話しやすい弁護士を選んだほうが良いと思います。

そうでないと、不信感や不安感が生じることもありますし、私どもの事務所にセカンドオピニオンに来る方のように、余計な費用や手間が掛かることもありますから。

実際、資格を持った弁護士が、さまざまな事情を考慮して対応しているわけですから、セカンドオピニオンに来られても、前の弁護士の対応がおかしいということは滅多にありません。

たいてい説明不足で、相談者の方は、不安に感じていることがほとんどです。

弁護士を選ぶ一つの基準として、あなたから見て、話しやすい弁護士を選ぶことは一つの基準になると思います。

あさがお法律事務所

弁護士費用の自由化と報酬

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弁護士報酬は自由化されています。

このため事務所に応じて、高額の報酬の事務所も安い報酬の事務所もあります。

その中で、依頼者は事務所を自由に選ぶことが可能です。

しかし、ここで注意すべきは、報酬が自由化され、自由競争がされることと、相手の無知につけ込んで高額の契約を結ばせてもよいこととは別であるということです。

弁護士業界に限らず、ほとんどの業界では、報酬や費用は自由です。

消費者が自由意思で、合意し契約を結びます。

しかし、「相場が不明瞭なものについて、消費者を丸め込んで契約させることは自由契約だから許される」というものではありません。

実際に、一部の業界での金銭トラブルなどが消費者センターなどを通じて、新聞を騒がせることがあります。

弁護士業界でも、「自由報酬になったから、いくらで契約しても、依頼者の自由意思だからよい」というわけでないことは、同じです。

一般に相場のわかりにくい業界であるからこそ、そこは注意して相場を伝えて、十分、理解いただいてから契約してもらう必要があるでしょう。

当事務所では、各相場を理解していただくために、弁護士報酬の相場についての日弁連の資料と中小企業の報酬相場についての資料を置いております。

これらは、インターネット上でも、日弁連のサイト(クリックで飛びます)で、閲覧ができます。

あと、かつての旧弁護士会報酬基準(クリックで飛びます)も、拘束力はないものの相場の参考にはできるでしょう。

ただ、少し、両方極端な気はします。

日弁連報酬基準は高い気がしますし、弁護士報酬アンケートは低い気がします。

なお、私どもの事務所では、必ず見積もりを、契約前にお伝えします。

事案に応じて、その難易や危険度に応じて、当事務所でも相場より安くなることも高くなることもあります。

しかし、十分に相場や他の事務所での費用を理解していただき、そのうえで契約を結んでいただくことが大切だと思っております。

あさがお法律事務所では、相談者、依頼者の方の無知につけ込むようなことは厳に控えております。

あさがお法律事務所

あさがお法律事務所の料金表

弁護士も悩みます

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理屈ではこう・・・・法律論では、こうなる・・・・。

そのように私どもは、冷静に依頼者にお話しします。

皆様に説明するときは、私は理屈や根拠、過去の裁判例などから、冷静に、検討すべきところ、手の打ちどころを話します。

しかし、私どもも悩まないわけではありません。憤りを感じないわけでもありません。

弁護士も悩んで、いろいろと考えます。

そして、十分、考えに考えて、最終的には、やむを得ない点はやむを得ない点として認識して、冷静に説明します。

弁護士は、この悩んでいるところを、憤りを感じているところを、依頼者に見せることは通常ありません。

ですので、依頼者の方は、いつも冷静に見通しや結論を検討して、私が話しているように見えることもあるかと思います。

しかし、説明するときは冷静でも、その前は依頼者(もちろん、ご本人ほどではないでしょうが)と同じように弁護士も相当に悩んでおります。

ただ、さんざん悩んで腹が立っても、考えるだけ考えた後は、冷静になって依頼者にとって一番メリットがあるのは何かを考えてアドバイスし、対処していきます。

あさがお法律事務所

高校野球シーズン中はご注意

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当事務所は、甲子園球場、甲子園駅より約1kmの場所にあります。

甲子園まで、電車で3分。

自転車でも10分程度、頑張れば歩いてもいけます。

阪急電車と阪神電車の乗換駅の駅前になっております。

という場所ですので、野球の時期、特に土日祝日や夏の甲子園開催期間は、交通機関が混みます。

それでも電車で来る場合は良いですが、車の場合、駐車場が空いていないこともあります。

真にお手数ですが、甲子園で野球開催する日は、電車でお越しいただいた方が良いと思います。

よろしくお願いします。

定期的な報告

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弁護士は依頼者の権利を依頼者に代わって行使する仕事である以上、依頼者の方への定期的な報告は当然と思っております。

正直に言いますと、過去には報告が少し空いたことがありました。

それで、依頼者の方にご指摘されて、なんとか迷惑をおかけしないようにと自分なりに考えました。

弁護士という仕事は、各自独立して仕事をするので、自分の業務は間違いの無いように、自分自身で監督する必要があります。

その中で、私は過去に一度報告を忘れたことのある反省から、今は

①資料をカバンから出してロッカーに入れるとき

②相手から届いた資料をロッカーに入れるとき

に、かならず依頼者に報告すると自分の中でルールづけています。

自分の業務の中で報告するタイミングを、癖づけて、「鞄や郵便受けから資料を出す=依頼者に報告する」という形にしております。

自営業の場合、自分なりに依頼者の方に迷惑をかけないためのルールを細かく決めておくことが、良い仕事のコツかと思っております。

あさがお法律事務所