月別アーカイブ: 2016年1月

わずかな金額でも

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事案によっては、裁判の展開により、和解の話が進むこともあります。

和解の話においては、細かい条件を詰めていくのですが、最後に数万円の話ですすまないこともあります。

そうすると、その数万円のために、何回も裁判所に足を運びます。

あるいは主たる主張については、そこそこ主張ができていても、利息についての主張が強く対立することもあります。

そういう場合も、数万円の利息の主張のために裁判所に何度も足を運ぶことになります。

数万円、裁判で勝つ額が上がっても、私どもの報酬は、その10%前後ですので数千円上がるだけです。

一般的な弁護士の業務では、法律相談は5400円、普通に内容証明などの書面を書けば3万円以上は、いただくことになるかと思います。

単にお金を考えれば、数万円の金額の違いで、何回も裁判所に行くのは金銭的な利益は低いです。

しかし、それでも、依頼者が納得できる金額になるまで、私は何度も足を運びます。

私が行く以上、相手の弁護士も何度も足を運びます。

最終的な相手との金額の誤差が交通費すら補えない金額になっても、必要であれば何度でも行きます。
(あさがお法律事務所では阪神圏内での業務では交通費はいただいておりません)

これは弁護士が経済的なメリットで仕事をしているわけではないからです。

私は、サラリーマン時代、弁護士がお金にならない仕事でもするのを見て、広報的なものなど何かお金以外の経済的なメリットがあるのではないかという穿った見方をしていました。

が、自分が弁護士になってわかりました。

そういう経済的なメリットではなく、依頼者の話を深く聞いて、依頼者のために全力を尽くしていると、依頼者の気持ちに100パーセント応えること自体に、意義を見出せるのです。

そして、依頼者の方が満足してくださったり、安心してくださることが、一番のやりがいになるのです。

相手の弁護士も、わずかな金額でも何度も裁判所にくることを考えると、相手も同じことを考えているのだと思います。

一部に例外の方はいますが、基本的に弁護士というのは、そういう人種なんだと思います。

依頼者の方の中には、わずかな金額で争うことについて、私ども弁護士に対して、気を使われる方もいます。

しかし、私どものことは気にしないで大丈夫です。

依頼者のために全力を尽くせること自体に、やりがいがありますから。

尼崎・西宮・芦屋のあさがお法律事務所

ホームページのデータ

無題

先日は、娘の誕生日でした

「あさがお法律事務所」「弁護士紹介のページ」の家族構成の子の年齢欄を修正しておきました。

ネットサーフィンなどしていても、他のホームページで、昔の情報が載ったままのページがあったりします。

わたしも、ホームページのデータの修正については、つい忘れてしまうことがあります。

ただ、以前、ある方に

「事務所を探す人からすれば、ホームページは言わば、その事務所の顔です。」

「その内容が古かったりしたら、それだけで信用は落ちてしまいますよ。先生も5年前の情報を平気で載せているホームページの商品を通販で買わないでしょ」

と言われて、気を付けるようにしております。

実際に、新しい経験から取扱い分野が増えたり、営業日時には変動があったりしますが、適切に反映させておかなければ、相談者の方にご迷惑もおかけしますし。

ただ、妻だけは、正確な年齢の記載はやめてほしいと思っているようです(笑)。

弁護士 岡田 晃朝(おかだ あきとも)の紹介ページ

弁護士とCS

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CSという言葉があります。

Customer Satisfaction、顧客満足度の略です。

これには2種類あると思います。

①サービスや商品など費用を支払ったもの自体への満足度と、

②対応の良さ、利用のしやすさ、アフターサービスなど、それに付随するものへの満足度

です。

弁護士のCSにもこの2種類があると思いますが、弁護士の場合、一方は他の職業よりわかりやすく、他方は他の職業よりわかりにくいという特徴があるかと思います。

前者①の満足度、これは分かりやすいです。

弁護士は何らかのトラブルに介入するのですから、単純に裁判に勝てば、これは高いでしょう。

上手く和解したり、トラブルを解決してもそうです。

弁護士の仕事は、他の仕事に比べて、こういう意味での顧客満足度は、はるかにわかりやすいです。

これに対して、後者②の満足度は分かりにくいです。

例えば、スーパーのように毎日、お客さんが来る仕事でしたら、お客の増減やその様子などで、ある程度はわかるでしょう。

しかし、弁護士の業務の場合、顧問先を除いて、定期的に同じ依頼者の方に対応することは限られています。

また、前者の満足度がわかりやすすぎるので、後者がわかりにくくなっている面もあります。

このため、後者について満足頂いているかはわかりにくいです。

しかし、私は、後者の、事務所の対応のよさや相談しやすさといった面での満足も、前者の満足と同じくらい重要であるとは考えております。

弁護士事務所は、悩みをもって相談に来られるのですから、本来ある相談内容である悩み以外の、緊張や不安を与えるような対応はだめだと思うのです。

弁護士事務所に相談に来る時点で、多くの方は、ギリギリの悩みを抱えているのですから、弁護士事務所の相談や対応自体は、精神的な負担なく、利用はしやすい必要があると思われます。

また、弁護士への相談は、必ずしも裁判や交渉への依頼になるわけではありません。

相談で解決する方も多くおられます。そうすると、後者の満足の重要性が上がってきます。

依頼を、出来る限り希望通り解決するように動くのは、弁護士として当然のことです。

しかし、同時に、それに付随する事務所や弁護士の相談者の方への対応姿勢についても、十分に満足していただけるものでありたいと考えております。

あさがお法律事務所

お問い合わせ先

遅刻してしまいました。

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当然のことですが、遅刻などはしないように心がけております。

病気や乗り物の関係などでやむを得ない場合もないわけではないですが、電車の一本程度の遅れならば、遅刻しない時間に移動するように心掛けております。

裁判が長引くことも、念のために計算して対応しております。

どのような仕事であっても(仕事でなくても)、共通して信用の基礎となるのは、約束の時間を守ることと、金銭の正確な管理の2面であると考えております。

当事務所の時計は7分進んでおります。

これも、用意するにあたって、常に7分前にはとりかかるようにしようとの考えからです。

自分の頭の中で1本電車が遅れても10分前に裁判所に付けるように計算し、さらには7分進んでいる時計を見て、出発すると、裁判所に20分前くらいに着くこともあります。

裁判など、どこかに行く場合だけではなく、事務所に来ていただいた方についても、時間通りに来ていただければ、お待たせしないことを心がけております。

普段から、このように時間には遅れないようにと考えているのですが、昨日は、相談者の方を20分待たせてしましました。

前の裁判の時間が長くかかったのが理由ですが、訴訟の進行的に考えて、長引くことは事前に予想できるものでした。

充分に、時間調整ができなかった私のミスで大変反省しております。

幸いにも、謝罪を快く受け入れてくださいましたが、今後はこういうことがないようにしなければならないと反省しております。
あさがお法律事務所

血圧が高めで

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血圧が高めで病院に行ってみました。

お医者さんには、「寒い時期に多少高いだけだし、それほど気にせずに、塩分控えて、暖かくしていればいいですよ。薬を飲むほどではないです」と言われました。

ネットや本などの記述によると、血圧は外から見えませんし、相当悪くならないと痛みのようなものはないらしいです。

また、40代前後で突然亡くなる人の話を聞くと、血管や心臓関係の病気の人が多いです。

私も今、40代です。晩酌もたばこも止めましたが、4年前まではたばこを吸ってましたし、半年前までは、毎日晩酌してました。

ですので、不安でしたが、話を聞いてもらい、上記のアドバイスを貰って、安心しました。気を付けることもわかって、意義がありました。

そういえば、私どもの職業でも同じようなことがあります。

ワンクリック詐欺にあったとか、交通事故の直後とか、関係の良くない会社・社員間の退職後の対応などで相談に来られる方がいます。

しかし、ワンクリック詐欺の場合は、状況をお伺いして「今後は請求は一切無視して下さい」という回答になるのがほとんどですし、

事故の場合は、事故の直後は、「事故の現状を記録しておいて、その先は治療が終わってからの対応となりますが、一般的には・・・」という説明にとどまることが多いです。

退職関連の対応も、会社側あるいは労働者側が具体的な主張があってからの対応になりますので、「具体的な主張が相手からあるまでは、証拠などの確保に注意しながら、普通に退職処理を進めて下さい」とのアドバイスになることが多いです。

早目の相談は証拠の確保に役立ったり、万が一の例外的な事情に対処する意味では大変意味があるときもあります。

相談者の方としては、法律の専門家では無いので、自分の相談タイミングが、早目なのかどうかの判断がつかないことも多いですし。

ですので、私としては、早目の相談をお勧めしますし、歓迎いたします。

が、ただ、早い段階では、当面様子を見ましょうというアドバイスで終わることも多いです。

そのような場合、費用をいただいて相談するのに、おおよその見通しくらいしか告げれないことに、申し訳なく思うことがああります。

今回、自分が血圧で病院に行って、その場で対応できなくても、きっちりと現状の確認や見通し、当面のアドバイスをすることにも意味があるのだと確認できました。

ただ、病院は保険で1000円以下で受けれるのに、弁護士事務所は保険がなく5400円もかかってしますのはネックですが。

あさがお法律事務所

ご相談のご予約

お年玉付き年賀はがき

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お年玉付き年賀はがきの抽選がありました。

一枚も当たりませんでした。

確率的には50枚に1枚、切手が当たりますので、うちに来ている年賀状の数からすれば、それなりの数、当たるはずです。

そういえば、去年もその前も,確率より相当に低い当選率でした。

ただ、そういう年は、仕事の調子がよかったように思います。

本業の方に、全ての運を使うというように、いいように理解して、今年も頑張っていこうと思います。

(注意:当然ですが、判決は運では動きません。ただ、運が良ければ証拠がたまたま手に入ったり、預金をいいタイミングで差し押さえたり、ということはあります。)

弁護士の実勢調査

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弁護士の実勢調査を見ました。

弁護士の事務所規模や男女比、収入など、大体の概要がわかりました。

同じ弁護士と言えども、他の事務所の収入や全国的な弁護士会の大きさなど、わかっていませんでした。

収入や依頼件数など、普通、失礼で聞けない点も載っており、興味深く見させていただきました。

実際、皆さんも見てみれば、結構、弁護士の一般のイメージとは違うところもあるかと思います。

私も結構働いているつもりだったんですが、週平均70時間以上働いている弁護士が約15パーセントもいて、みんなよく働くなあと感心しました。

あさがお法律事務所

事務所の方針

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会社の経営方針としては、大きく分けて2つの方針があるかと思います。

ハイリスク・ハイリターンと、ローリスク・ローリターンです。

たくさんの人を集めて、自由に権限を与えて人を使う。

そして利益が出れば、新たに人を入れる。

組織を拡大させていくには必要な対応でしょう。

それにより、これまで対応できなかった様々な分野に対応出来たり、大きいが故のメリットを生かせることもあるかと思います。

ただ、リスクはどうしても、大きくなっていきます。

これに対して、働いている人は厳選する。

働く人の権限を減らして、全部の事項にトップの決済を求める。

これでは、組織は拡大しませんが、その分、自分の責任の範囲の仕事ができるでしょう。

より確実な処理ができるかと思います。

多くの会社は、これらのリスクとリターンを、より自社にあったものにするようにバランスをとって営業されていると思います。

弁護士事務所でも同じような面があると思います。

多くの弁護士は、各事務所ごとの判断でバランスを取られていると思います。

とは言っても、通常、民間企業よりも弁護士は、リスクを避ける方に大きめのウェイトを置く人が多いと思います。

弁護士事務所は、大きい事務所と言っても、大企業のように大きな弁護士事務所はないですし、個人事務所も相当に多いですが、これもその理由の一つではないかと思っております。

当事務所も、私の責任の範囲で、より確実な対応をとる方針で経営しております。

あさがお法律事務所紹介

サラリーマン時代③

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順番が逆になりましたが、ダスキンリーブ21の前に日本カードビジネス(ネットで調べたところ今はない会社のようです)という大手クレジットカード会社の子会社で働いておりました。

クレジットカード会社数社の共同出資での会社で、クレジットカードが使える加盟店を増やすための会社です。

このとき、私は加盟希望店の与信調査・信用調査を担当していました。

私の担当する与信調査・信用調査は、会社の決算書面などからされる計算上の調査でなく、実地での店舗の外観や内観、社長との面談、近隣での聞き込み確認などで、表向きの書面の記述と実際の経営状況の差がないかをチェックする仕事でした。

加盟店を増やす営業マンも加盟希望店も、なるべく加盟契約が通るように報告書面を作り提出します。が、万が一、その店舗や会社に問題があった場合、カード会社も利用者も大損害を被ることがあります。

ですので、そういうことが無いように調査する仕事でした。

表向きの書面と実際の経営状況の食い違いを調べ、書面が虚偽でないかと確認していく手法は、現在の弁護士業務において、相手の主張を崩していく際に、一定の役に立っていると思います。

一つ一つ、言うことを嘘ではないかと疑いながら仕事をするのは、精神的には、きついものがありますが。

あとは、毎日歩いて、店舗や会社を廻ってましたから、体力つきましたね(笑)。

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サラリーマン時代②

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弁護士になる前、(株)リーブ21で働いていた話はしましたが、そのあと、(株)ダスキンに転職しました。

ダスキンでは、契約書の作成やチェック、それに伴う折衝などを主として行っていました。

リ-ブ21の時は、法律の基本的事項は調べるものの、実際の業務は我流で進めていましたが、ダスキンでは、一般的な企業法務の法律業務を学ぶことができました。

このときに単に自社の都合のよいことを並べた契約は締結できずに意味がないことや、極端に有利な条件を述べてから譲歩する類の交渉術は、相手によっては幼稚に見られることもあるので注意するといった企業取引のマナーを学ばせていただきました。

スペインの某サッカーチームやアメリカの某映画会社との契約の時には、全く訂正できない契約であっても法務部がチェックする意義を知りました。

そういう契約のチェックは、担当部署や下請け先に、違反しそうな点の注意を与えるためにします。

他に対応した業務で覚えているのは、子会社の売却と合併業務、新規事業の立ち上げの適法性調査と報告などです。

当時は若気の至りか、そんなことは全然考えはなかったですが、今、思えば、給料を貰って勉強だけをさせていただいたような気がします。

ところで、皆さん、ダスキンというと掃除関連の会社と考えている方も多いですが、そうではありません。

会社は、フランチャイズ事業可能な業務を開発して、フランチャイズ化していくのが主たる業務です。

その中で成功しているのが、掃除用品のレンタルやミスタードーナッツですので、そのイメージが強いのだと思います。

余談ですが、ダスキン本社ではドーナッツは無料、カップラーメンも無料、ドリンクも無料の社員用のミスタードーナッツがありました。入社した当初は、しょっちゅう食べに行ってました。

あと、社員研修が寺で修行でした。寺での修行は短期間ですが、厳しかったことを覚えております。

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