月別アーカイブ: 2015年3月

批評や問題点探し

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弁護士と言う仕事では、裁判で相手の主張の、あらを探したり、問題点や矛盾点を指摘して、批判します。

それで気づいたことですが、

「相手がどれほどの天才で、どんなに優れた書面を出してきても、相手がどれほど問題のない行動をとっていても、それに対する批判点や問題点を探すのは易しい」

ということです。(もちろん、裁判所に認められるかどうかは別ですが、理屈上の一応の反論は可能という意味です。)

訴訟などの状況でも、それなりに批判したり問題点を探すことは、対立する相互のどちらの立場からでも容易であることを理解していれば、物事を冷静に見れるようになるでしょう。

どうしても自分に利害が絡めば、自分に有利な点にだけ目がいってしまいますから。

それと弁護士業とは離れますが、日常生活において、人を批判、問題点を探す方が容易であるということを頭の片隅において物事を見るようになって、人を批判することが減り、柔らかな対応ができるようになったかと思います。

あさがお法律事務所

お金をあまり使わない理由

私は、日常生活で、お金はあまり使いません。

これは今までの生活習慣から来るものもありますが、それに加えて、使うときに依頼者のことが頭をよぎるからです。

一人でやっている事務所ですと、特定の依頼者の入金が自己の給料にどう反映されたか、その入金から給料をもらいますのでストレートにわかります。

そうすると、今、自分の手元にある給料でも、依頼者がどうやって用意してくれたのかなどが、気になります。

弁護士費用は安くありませんので、依頼者の方が定期預金を崩したり、旅行のための貯金を崩したり、事業拡張のための資金を崩したりして、用意してくれたのであろうと想像できる以上、私の給料になっても、なんだか無駄遣いするのが申し訳ない気になります。

理屈から言えば,私の給料になっている以上,入金元がどうかというのは別の問題です。サラリーマンの時は、入金元を気にしたことはありませんでした。

しかし、弁護士として事務所を経営するようになって、依頼者が苦労して用意してくださったお金が回りまわって私の給料になっているんだと意識するようになり、その結果、大きな出費をすることになんとなく後ろめたさを感じます。

無駄な支出は抑えて、その分、少しは着手金や報酬を安くしてあげれればと思っております(それでも一般の感覚からすれば高いとは思いますが・・・)。

あさがお法律事務所

弁護士の髭の話

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私は、あご鬚を生やしています。

前もその事情をブログに書きましたが、相当前の記載なので、最近また聞かれることがあるので、書いておきます。

髭を生やしているのは、ポリシーがあるとか、貫録をつけたいとか、ファッションとか、全然、関係ありません。

単に妻が、昔、「私、山男のような人が好きなの」と言ったからです。

で、全く髭を剃らずに、あご鬚も口髭ももみあげも全開に伸ばしていましたら、妻には受けが良かったですが、世間の受けが悪すぎたので、ある程度整えて、あごだけを伸ばすようになったというのが髭を伸ばしている事情です。

あさがお法律事務所 弁護士 岡田 晃朝(オカダ アキトモ)の紹介

品位や親切心と主張

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私は、なるべく、周りの人に親切にしようと思っております。

弁護士として派手な社会活動は苦手ですが、それができない分、目の前にある少しの親切は、なるべく実践するようにしております。

また、なるべく、品位ある対応を行うようにしようとも思っております。

どのような相手にも丁寧に、相手を尊重して対応しようと考えております。

当たり前ですが、それらの親切丁寧な対応を心がけても、交渉や訴訟における主張は、全く異なります。

依頼者の利益のために、全力で対応します。

依頼者に不利益があれば、一歩たりとも譲歩しません。

もっとも、譲歩しないにしても、失礼な言い方は不要と思いますので、丁寧に交渉するように心掛けております。

こういう業務姿勢で困るのは、親切丁寧な対応と権利を徹底的主張する対応の両面を混同して、勘違いされる相手方がいることです。

私が交渉相手に丁寧に対応すれば、

こんなに丁寧に話を聞いてくれるなら私の話も聞いてくれるだろうとか、

交渉しやすいだろうとか、

譲歩してくれるだろう

などと、交渉相手から勘違いされることがあります。

当たり前ですが、依頼者の不利益になる場合は、一切譲歩はしません。

何回請われても、主張を曲げることも絶対にありません。

徹底的に争います。

ただ、ノーと回答するのに怒鳴ったりしないだけです。

私もそうですが、普通、弁護士の頭の中では、人に親切丁寧に対応することと、交渉相手に権利を主張することは、完全にドライに切り離されています。

このまえ、交渉術のようなビジネス本を読んでいたら、「喫茶店などで、交渉しながら飲食したときに相手に奢ってもらわない」という内容が書いてありました。

奢ってもらうと、相手に気持ちを許す面ができて、強い交渉ができなくなるからだそうです。

まあ、弁護士のような交渉のプロには、関係のない話だと思いました。

そういう事は、頭の中で完全に切り離せるのです。

それが弁護士というものなのです。

あさがお法律事務所

弁護士紹介

一億の感じ

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普段業務でお金を取り扱うときは、3~5万円程度を超えれば、少額でも現金でなく、銀行での振込をお願いしております。

これは、

①安全のためにお金は手元に置かないようにしたいのと、

②経理処理を正確にしたいのと、

③依頼者とのお金のやりとりの確認を間違いなくできるようにしたい

からです。

以上が原則なのですが、事情あって、先日ある仕事で1億円キャッシュで取り扱いました。

1億もあると相当に重い云々の話は、事前に調べていたのでわかっていましたが、それ以外に驚いた点が2点。

まず、固い。1000万の束を十個なのですが、1000万の束はきっちり束ねられているので、相当に固いです。殴られると怪我しそうです。

それと、銀行の人が運びにくそうに100円ショップあたりで売ってそうなプラスチックの籠で持ってきたことにも驚きました。イメージ的に、ジェラルミンケースとかに入ってくると思っていました。

実際に経験してみると、驚くことがあるものですね。

なお、現金での取り扱いは、種々の手続きの上で、安全を充分に検討したうえで、例外的に取り扱ったものです。

原則として、当事務所では3~5万以上の現金は振り込みにしております。

弁護士という仕事上、お金の動きの正確さは、極めて重要と考えておりますので、ご了承ください。

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お問合せ先

ブログの記載の変動

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2回ブログサイトの引越を含んで、4年くらい前から弁護士ブログを付けておりますが、このブログの記載も、時期によって、少しずつ変化しております。

以前書いた内容と、現在書く内容が全く反対の内容になっていることもあります。

しかし、別に矛盾しているわけではありません。

矛盾していると言えるには、同一の時に真逆のことを書いていることが必要です。

この点、同一の時に過去から現在までの文書を通して読んだ人は、同一の時期に、反対の内容ブログ記事を認識するので、誤解されることがあります。

このような記載の変化ですが、私自身が気づかないほどにわずかずつですが、日々の業務で考えに変動が生じているからこそおこります。

弁護士業務というのは、その人の心の底を覗く仕事ですし、私自身業務姿勢として、依頼者共にトラブルに当たる意識で仕事をしていますので、その影響を受けて変化しているのだと思います。

そして多分、その分、弁護士として少しずつ、成長していると思います。

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弁護士紹介

事務所案内

事務所の観葉植物

あまりそういう趣味は無かったのですが、事務所を開いたさいに、いくつかの観葉植物をもらい、それから育てています。

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育てているうちに楽しくなり、新しい植物を買い足したり、植え替えたりし、写真の通り、結構増えてきました。

貰った時、小さかった観葉植物もすくすく育ち、今では、倍程度の大きさになっております。

この植物のように、毎日、少しずつ、私も成長して行きたいと思っております。

予想外に弁護士費用が上がる場合

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弁護士費用は、一般的に見れば高額です。

そのまま私どもが高収入を得ているわけでは無いですが、社会常識から見て、相談料だけでも高額でしょう。

で、その中で、一般の方にわかりにくい理由で費用が上がることがあります。

2年がかりで500枚の資料を検討して裁判を起こし、毎月打合せをして、20回法廷に行けば、その労力は依頼者の方にもわかりますし、高額になるのも理解していただけると思います。

しかし、中には資料の数や作成書面の数は少なく、期間もそれほど長くないのに、それなりに高額になることがあります。

その理由は、いろいろあるのですが、主なものとしては①危険からくる費用②信用や管理額からくる費用③目に見えない労力から来る費用などがあります。

それぞれ見ていくと

①危険などから来る費用

弁護士が依頼を受けると、本人の危険を引き受けることになります。

私は民事専門ですが、それでも刑事事件終了後、その犯人と慰謝料について交渉してほしいとか、暴力団組員を賃貸マンションから退去させてほしいというような依頼、その他問題がある交渉相手への対応などの依頼はあります。

そうすると、その交渉に伴う危険や精神的苦痛を私と事務所が引き受けることになります。

依頼する方が、「弁護士を頼んででも逃れたい」と思ったような相手の対応を引き受けるので、その分、費用は上がります。

②信用や管理額からくる費用

高額の金銭を管理したり、高度の信用が求められる業務の場合、それに伴い費用は上がります。

高額管理にはリスクも伴いますし、関連する保険の加入費用などもかかります。

入出金や郵便物の管理についても、事務局ではなく、弁護士が対応することが増えます。

その分、どうしても費用は上がります。

③目に見えない労力

例えば、一旦、手に入った戸籍や住民票でも、一定期間すぎていれば取り直します。

第三者に同意をもらっていると聞いていても、その第三者に確認の連絡や書面での一筆をお願いすることもあります。

事故現場ではこう見えたと聞いても、実際に現場に確認しに行きます。

会社との対応の場合、その会社の登記をとったり、帝国データバンクで過去の信用情報を確認したりします(新規調査までは依頼者に言われない限りしませんが)。

そのような行動をとっても99パーセントは、聞いた通りの内容で、全く無意味です。

しかし、1パーセント、実際には違うかもしれない、状況が変わってるかもしれない、といった疑念があれば確認します。

依頼者や相談者の方から見れば、ほとんどの場合、状況も結論も変わらない、目に見えない部分ですが、わずかなリスクも減らすために相当に動いていることはあり、そのために費用があがっていることはあります。

以上のように、費用については、依頼者側も聞きにくく、弁護士としても例示や見積もりはしても、検討点までこと細かく説明しないですが、いろんな事情が絡んで決められています。

ある程度の費用相場や、例示はありますが、各事務所ごとに修正もあります。

ご理解いただきたいのは、私どもは目に見えないリーガルサービスを取り扱っておりますが、決してその場の思いつきや気分で、依頼料や報酬を計算しているわけではないということです。

なお、依頼者の方には、充分ご検討いただけるように、事前にお見積をご提示しております。

あさがお法律事務所

料金例

事業トラブルの料金例

個人のトラブルの料金例

18歳実名報道について

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少年について実名報道をした週刊誌が問題になっております。

世の中、いろんな考えがあるでしょう。

一部の犯罪については少年法を改正した方が良いという考えもありうるでしょう。

それ自体はおかしいとは思いません。

問題は、1週刊誌が独自の思想で法規を破ること

いろんな考え方や正義があって結構ですが、それを集約して法律がある以上、それがおかしければ、法律を改正する運動をしなければなりません。

「法律の方がおかしいと思ったから守りません」と言うのは、テロリストの発想です。

出版社は、独自正義感で法を破れる、特権階級ではありません。

世の法律が完全だとは思いませんが、法治国家である以上、法律は守り、法律がおかしいと思うならば、適正な手続きで修正すべきでしょう。

西宮 今津のあさがお法律事務所

注意一秒、信用一生

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注意一秒、怪我一生という言葉があります。

ご存知でしょうが、わずかな注意を怠れば、一生のけがをするというような意味です。

この言葉を弁護士の業務に置き換えると、注意一秒、信用一生ということになるでしょう。

弁護士の仕事は、原則として工事現場やドライバーのように身体の危険に直結する事故のある仕事ではありません(例外的に、交渉相手が闇金とかストーカーと言うような場合はありますが)。

しかし、わずかな注意も要求される仕事ではあります。

注意不足で怪我をするわけではありませんが、依頼者様にはご迷惑をおかけします。

また、弁護士と言う仕事は信用が第一であり、わずかの注意不足でそれを失うことがあります。

弁護士の仕事の中には、ご本人でもできるものはあります。

しかし、それでも、なぜ費用を払って弁護士に依頼するのか。

それは、弁護士に任せれば安心と言う信用があるからでしょう。

そうである以上、信用第一、1秒の注意を怠らずに、わずかの注意を怠れば一生の信用を失うという覚悟で仕事をしております。

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