月別アーカイブ: 2014年11月

弁護士の勝率と広告

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弁護士は、広告などで勝率を表記することができません。

「勝っています」とか「負けません」とか「必ず回収します」などの表記も許されません。

これは、依頼をする一般の人が適切な判断ができず、誤った誘導をされる危険があるからという理由があります。

というのは、一般的に勝率が高いと優秀な弁護士のように誤解されることが多いからです。

しかし、実はそうではありません。

例えば、社会的に大きな問題に対して、国や行政機関を訴える弁護士は、ほとんど敗訴です。

あるいは、有罪は敗訴と考えれば、刑事事件専門事務所は、敗訴事件ばかりでしょう。

逆に離婚裁判で離婚させるだけならば、ほとんど勝訴です。過払い金返還請求や交通事故で1円でもお金を取ればよいというのならば、これもほとんどの事務所が勝訴ばかりでしょう。

こういう書き方をするとこれらの分野は簡単のようですが、決してそういうわけではありません。高度に専門的な論点も多くありますが、時間をかけた検討と冷静な対応でクリアできることが多いという意味です。

以上の例をみれば、勝率が高いということ=優秀な弁護士でないことはわかるでしょう。各事件ごとに、さらに細かい事情が積み重なるので、単に勝率だけでは弁護士の能力は判断できないです。

また、こういう広告を認めると勝てる裁判しか弁護士が対応しなくなるという問題もあります。

そうすると、勝てるか微妙ではあるが社会的に問題がある事件に一石を投じたり、今までなら負けていたが社会情勢の変化で判例が変更されそうだというときに、その事案を取り上げる弁護士がいなくなります。

このため、弁護士会では、そういう広報広告には厳しい制限がかけられています。

広報・広告活動というものは、依頼者に、自分や事務所のことを、よくわかってもらうためにするものです。

真に、よくわかってもらうためには、誤導があってはなりません。

あさがお法律事務所は、広告と言うものは、自分をわかってもらうものであり、見た人に誤解を生むようなものであってはならないと思っております。

あさがお法律事務所

お金のためだけにやっている仕事ではないので・・。

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仕事にはお金を稼ぐ一面は当然にあります。

弁護士でもそうです。

プロフェッショナルである以上、相当の報酬をもらうのは当然でありますし、お金を頂くという面を軽く見て仕事に取り組む姿勢は、あまり賛同できません。

しかし、だからと言って、お金のためだけにする姿勢で仕事に取り組むわけでもありません。

ですので、利益が少なくても対応する仕事があります。

反面、いくらお金をもらっても対応できない仕事があります。

私は、明らかに、通用しない主張は、いくらお金をもらっても対応しません。

もちろん、さまざまな事案、さまざまな法的評価があるわけですから、わずかな可能性にかけて主張することはあります。

しかし、時に、全く成立しない主張を相手への嫌がらせのために、「お金はいくらでも出すからやってくれ」と言われることがあります。

これは、お金を、いくらもらってもやりません。

私は、弁護士が弁護士たりえるのは、法的に少なくとも一定の根拠を持った主張を行うからであると思っております。

いくら対立する相手だからと言って、法的に全く成立しないことをごり押しするのは、もはや弁護士の仕事ではないと思っております。

ですので、法的に全くあり得ない請求については、対応をお断りしております。

あさがお法律事務所

あさがお法律事務所の弁護士とは

法律相談するうちに、呼び方が変わる訳

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弁護士への相談に最初に来た時、「○○さんの主張は、こういうことですね」とか「御社はこうお考えのようですね」といった話し方で私どもは対応します。

しかし、依頼を受け、だんだん話が進むにつれ、話し方が「私どもとしては、こういうことです」とか、「うちの会社は、こういう考えで行きましょう」という話し方に変わってきます。

これは、相談が進み依頼者さまと共に悩むうちに、だんだん、「○○さん」「御社」という第三者でなく、「私ども」「うちの会社」という共に協力し合って対応する立場に、依頼者と一緒に相手に主張していくんだというという気持ちに変わっていくからです。

もちろん、訴訟では、一面において、当事者から一歩引いた冷静な面は大切であると思います。

そのため「冷静に検討しよう」と考えながら、相談していると、また呼び方が「○○さん」「御社」に戻っていきます。

依頼者と相談中、依頼者の仲間として、ともに当事者としてトラブルへの対応を考える時間もあれば、冷静な第三者として状況を観察する時間もあります。

このため、相談中に相談者の方の呼び方が、時々変わってしまいます。

私がサラリーマン時代、法律相談に行った際に弁護士が「わが社」「うちの会社」と口にするのを聞いて、「この人は弁護士で、うちの会社の人間でないのに、なぜこういう言い方するのかなあ」と思っていましたが、自分が弁護士になってよく理由がわかりました。

あさがお法律事務所

弁護士紹介

弁護士会の講義・講演

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昨日は弁護士会の講義を聞きに行ってきました。

この講義なのですが、正直に言いまして、いつも行くまでは面倒くさいのですが、行ってみるとためになります。

弁護士会の講義は、弁護士が講師をするのですが、身内をほめるようですが、①基本的に皆さん話がうまい。②実務でよくあるトラブルと解決法を伝えてくれる。③時間が正確。と言う特徴があります。

個別にみていきますと

やはり日常的に、いろんな依頼者や顧問先に話をしているので、話は分かりやすいです。

基本的に、自分が得意の分野、やりがいを持ておられる分野を解説されるので、熱意が伝わってくる講義が多いです。

このため、聞いていて引き込まれるようなものも多いです。

講義では、実際に実務で良くあるトラブルと解決法を伝えてくれます。

まだ、他の情報源では知れないような最新の問題を伝えてくれます。

このあたりは、本を読んでも、なかなか記載が無いところで、毎日の仕事に直結し、大変役立ちます。

話したいテーマごとに時間が正確です。

いろんな講演に行っていますと、最初のテーマには時間をかけたのに、最後のテーマは時間が足りずにグダグダという講演もよくあるのですが、弁護士会の講義ではあまりないです。

各テーマごとに必要な時間を的確に配分して講義し、予定時間通りに終わることが多いです。

というわけで、昨日は講義で、新たな法律知識を獲得しました。

今後もこれを生かしてやって行きたいです。

なぜだかわかりませんが、講義を受けた後は、そのテーマに近い仕事が良くきます。

あさがお法律事務所

弁護士料金は、明確、公正、公平に

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私どもは料金は、明確、公正、公平に、を心がけております。

もちろん、事案ごとに様々に変わるものですから、なかなか固定額が定めにくく、契約書上、どうしても「協議の上に報酬を決める」とならざるを得ないことはあります。

しかし、そうであっても、出来る限り、金額の数字の幅や割合を「明確」にお伝えします。

また、具体的明示が不可能であっても、算出の計算方法などを契約書に記載するようにしております。

あさがお法律事務所に来られた方はご存知でしょうが、「公正」な金額とわかってもらうように、当事務所の入り口には、全国の弁護士報酬アンケート結果の冊子と中小企業の弁護士報酬のアンケート結果の冊子が置かれております。

自由にお持ち帰りいただけますので、お持ち帰りいただいて、当事務所の見積額と一般的な弁護士費用と比較していただくことも可能です。

なお、当事務所の料金体系は、アンケート結果記載の平均的な弁護士費用とほぼ同じくらいです。

最後に、公平であることを心がけております。

どのような依頼者も同じようにお悩みされています。

どの依頼者に対しても労力に応じて、公平な価格をご提示できるように努めております。

あさがお法律事務所の料金表

あさがお法律事務所 お問合せ

弁護士費用の大体のところ

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弁護士費用を気にされる方は、やはり相当に多いです。

過去にも何度か記載しましたが、この仕事、薄利多売の処理が難しい仕事ですので、どうしても一件あたりの費用が掛かってきます。

実際には、どれくらいの費用になるかは以下の点から決まります。

①相手の数や事件の複雑さ、かかるであろう期間の予測

②請求金額や回収金額

仕事自体の難易とは別に、リスクや責任の重さが変わってきますので、これにより金額が変動します。

③危険性

ストーカー事件などの場合、依頼者の方の危険を一部引き受けるので相当に高額になります。

④勝訴可能性

勝訴可能性については充分説明しますが、敗訴とまで言わなくても少額の勝訴でも、どうしても裁判してほしいと言う方が居られます。この場合は、割高になります。

⑤最低報酬基準

元の請求が低くても、最低の報酬基準があります。当事務所の場合は着手金20万円です。

だいたい、まず検討される場合、おおよそ請求額の1割~2割を見れば、着手金と成功報酬と実費を見ても足りるかと思います。

ただし、元の請求が安い場合、最低着手金や最低報酬等の関係から、20-40万円程度は見て置いた方が良いでしょう。

あさがお法律事務所

弁護士費用例 一覧

弁護士費用例 個人

弁護士費用例 企業

○○な弁護士

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最近テレビや雑誌などで、○○な弁護士と言うのをよく見ます。

なんだかいろんな肩書持っていて、いいなあと羨ましく思ったりすることもあります。

私も、何かあればよいのですが、いろいろ考えましたが、特になさそうです。

依頼者に誠実な弁護士であるとは思いますが、弁護士の9割以上はそうなので、肩書きになりませんし。

話やすい弁護士であろうとは思っておりますが、これも弁護士の4割くらいはそうですし(残り6割は威厳がある弁護士)。

あんまり、○○だと言われるように無理にふるまうのは得意じゃないですし。

というわけで、私は、テレビや雑誌で取り上げられるような○○な弁護士をうらやましく思いつつ、よその世界の話と思って、愚直にやっております。

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弁護士紹介

弁護士バッチを付けない弁護士が多い理由

弁護士バッチを付けない弁護士、裏向けて付けている弁護士は多いです。

ちなみに裏向けて弁護士バッチを付けると、↓こんな感じになります。

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なぜか裏向けて付けている人が多いのかと言うと、弁護士バッチを付けていると周囲の注目を集めて、気が張ることが多いからです。

お会いした人の対応もなぜか気楽なものではなくなります。

遠慮して、通常以上に丁寧な対応をしていただいたり、逆に強がって、通常以上に悪ぶったりする人がいます。

私としては(おそらく多くの弁護士は)、普通に対応してくれたら・・・と思うのですが、なかなかそういうことは少ないです。

そのため、弁護士バッチを裏返している人は多いです。

ちなみに私は、いつも弁護士バッチを表を向けてつけたままですが、これは、弁護士バッチを付けていると気が張ることを利用して、オンとオフの切り替えに使っているからです。

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ホームページ等のある弁護士事務所と無い弁護士事務所

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弁護士事務所の中で、ホームページのある事務所とない事務所があります。

特にどちらが良いと言うものでもないですが、当事務所はホームページを作成し、広く一般の方に知っていただくことを重視しております。

つまり、ホームページなどで広く知ってもらい、飛び込みや一見さんの依頼を歓迎しております。

もっとも、最近は紹介者の方や2回目の方なども増えてきましたが。

一見の依頼者の方については、初めて相談に来られる以上、より当事務所をわかってもらおうと丁寧に対応することより心がけておりますし、紹介の方については紹介していただいた人の期待にも応えようと誠意のある対応を心がけています。

結局のところ、どちらの依頼者も同じように大切に対応しております。

相談者の方の中には、「弁護士に相談に行ってよいのか不安だった」、「弁護士の知り合いが居らず、相談に躊躇した」とおっしゃる方が時折おられます。

ホームページやその他の広報活動をしている事務所は、一見の依頼者、初めて来られる相談者の方を歓迎しているからこそ、そういう活動を行っているのです。

不安を持たずに、迷わず、ご相談ください。

あさがお法律事務所のホームページ

顧問弁護士契約の対応について(西宮)

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あさがお法律事務所(西宮)での顧問弁護士契約は、以下の3つの地域に限定しております。

・関西(近畿2府4県)に本社がある会社との顧問契約

・全国に展開している会社のうち、関西の支店や関西の営業所のみに限定しての顧問契約

・あさがお法律事務所(兵庫県西宮市)から公共交通機関で片道1時間以内で対応できる地域の会社の顧問契約

一時は、このような制限を置いておらず、東京の会社などとも顧問の話はあったのですが、本当に顧問弁護士として大至急行動しなければならない時に、遠方ですと適切な対応に限界があります。

結局、遠方の場合、「急ぎなら地元の弁護士を探してみてください」だとか「来月以降ならお伺いできます」という電話での回答になってしまったりします。

また、会社の実情を確認したり、実際のトラブル現場を確認することが難しくなります。

これでは、何のための顧問弁護士かわかりません。

単に名前だけの顧問弁護士になってしまいます。

いざというときのために費用をお支払いいただいて対応している以上、責任を持って対応できる範囲で対応したいと思います。

ですので、誠に勝手ながら、私自身が責任をもって対応できる範囲のみに限定させていただいております。

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顧問弁護士契約

顧問弁護士の必要性