カテゴリー別アーカイブ: あさがお法律事務所(西宮)のモットー

あさがお法律事務所が、仕事にとり組むに当たっての姿勢についてです

弁護士は営業活動はできないので

弁護士は、いわゆる積極的な営業活動はできません。

弁護士規範上も許されませんし、実際にも各家庭に「トラブルありませんか」と売り込んで廻れば、営業どころか逆効果でしょう。

そのような中、初めての依頼者の方にご来所いただくには、一つ一つの仕事はもちろん、それどころか仕事にならなかったちょっとしたお問い合わせや日常のプライベートの行動などでも、親切丁寧に対応することが重要だと思っております。

実際に、知り合う人に丁寧に親切に接していると、不思議と弁護士としての依頼も増えていきます。

それは積極的な売り込み活動のようなものができない弁護士にとって、数少ない自分がどういう人間かを知らない人にわかってもらえる場面の一つであるからではないかと思っております。

もちろん、人に丁寧に接することは、依頼者を増やす営業活動や売り上げを上げるためを意識してやっているわけではありません。

人と触れ合う姿勢で依頼が増えるのは、その時に「この弁護士はこういう人だ」という人間性が見えるから、意味があるのであって、「営業のため、売り上げのため」にしているのでは、結局深いところで信頼を得ることはできません。

営業のための丁寧な態度は、結構、簡単に見抜かれます。

自分自身の対応を磨いて、多くの依頼者の信頼を得れるように、これからも努力していこうと思います。

あさがお法律事務所

廃棄資料の持ち運び

当職は、しばしば、紙屑のように見えるような資料も、よく持ち運んでいます。

というのは、わずかなメモ書きも保存しておく必要があることがありますし、また職業柄、メモ内容が個人情報や機密情報も多く、ゴミ箱に普通に捨てることが出来ないからです。

具体的には、市役所での法律相談時のメモ、電話で出先で話した時の備忘録のメモ、弁護士会や弁護士協同組合で配られる資料(含 広告)、出張先や自宅で法律構成を検討した時のメモ、事案を整理するために記載した図表、相談者の方の電話番号やメールアドレスのメモ、その他というところです。

こういう紙の切れ端に書かれたようなメモも、出来る限りは保存するようにしております。

一部のメモ書きは、当時の具体的な言動を確認する重要な資料になることがあるからです。

しかし、メモ書きの内容によっては、書面に清書したり、パソコンに打ち込めば不要になります。

そこでそういうものは廃棄するのですが、これも、内容的にはプライバシーや機密情報に当たることが多く、通りすがりのごみ箱や家のごみと一緒に捨てることが出来ません。

そこで、そういうメモも全ていったん事務所に持ち帰り、機密書類廃棄の業者に引き渡すことになります。

このため、私のカバンは時折、紙の切れ端のメモ書きや小さな手帳を破ってメモしたものなどが、一杯に入ってたりします。

あさがお法律事務所

ネット情報の見方

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ネット情報には虚偽のものも多くあります。

もちろん、上手く検索すれば有用なものもあります。

ネット情報で注意すべき点ですが、

まず、実名あるいは実在する機関が作成したサイトかどうかを注意すべきです。

匿名の情報については、あまり意味がありません。

次に、実名実在の機関として、では、その相手が信用できる人物、機関かを確認しなければなりません。

よくわからない機関や人物の場合、その情報も真偽はよくわからないものとなるでしょう。

ここで注意すべきは、まとめサイト、ランキングサイトのようなものです。

これらは、ほかのサイトの情報などをまとめていたりしますが、この場合は、その引用元とまとめサイトの運営者、両方が信用できるか確認する必要があります。

まとめサイトには、もっともらしく書いてあっても、実際に確認するとその引用元のサイトに、どこにもそのような記載がないことも、しばしばあります。

記載内容にも注意が必要です。

それなりに信用できる機関のサイトでも、載せられている情報が古いこともあります。

注意すべきなのは、本来のサイト内では古い情報は過去の情報として、現在の情報と切り分けられて、まとめられていても、検索した際に、その古い情報ページだけが元のサイトと切り離して検索できることがあることです。

あたかも古い情報が現在も有効のように見えるので注意が必要です。

また、表現が伝聞のときも注意が必要です。

このような記載については、あまり信用できないものと考えるほうが良いでしょう。

弁護士もネットで情報を検索することはよくあります。

最終的には書物から引用する資料も、ネットで検索してあたりを付けてから調べるほうが、相当に早く処理できます。

有効利用すべきものではありますが、盲信はやめるべきでしょう。

なお、私どもの事務所のサイトは、誤った記載がないように注意して、定期的に確認しております。

あさがお法律事務所

人のアドバイスをよく聞くこと

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最近、人のアドバイスもよく聞いて、仕事を進めることを心がけております。

依頼者の言うことをよく聞いて検討するのは、以前から心がけており、その点は変わりません。

ここでいう「人のアドバイス」とは、裁判所関係者の方や弁護士、その他専門職の方の意見という意味です。

私は、本来的な性格としては、自分の納得するまで対応しないという姿勢です。

ですので、周りがアドバイスをくれても、自分で裏付けを取り、自分で判断し、そのうえで適切と思う形でしか対応しない姿勢で業務をしてきました。

自画自賛になりますが、弁護士としての職責を考えれば、この姿勢自体は間違えていないと思っております。

ただ、そのために、周りのアドバイスや助言を軽視してきたところがありました。

特にその場限りの口頭での一言など、根拠が希薄すぎるし、それが誤りであった場合、その責任を取るのは自分自身なのだから、聞いても仕方がない程度に考えているところがありました。

しかし、実際に業務を進めて、それなりに弁護士としての経験を積んでいくと、そういう面も大切に思うようになってきました。

書籍や資料、判例からの裏付けはもちろん大切です。

が、そういうところに示されない曖昧ではありながらも現実に存在する基準のようなものは、些細な一言から、わかることがあります。

最近は、人のアドバイスや意見を十分に聞いて参考にしながらも、最終的には自分で調べて納得いく形での処理をするという業務方向を心がけております。

あさがお法律事務所

依頼者の意向を考慮します・・が・・

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あさがお法律事務所では、依頼者の意向を重視して対応します。

しかし、無制限ではありません。

対応できかねる場合もあります。

まずは、対応は①法律の範囲に限られます。

違法とみられることは、いくら希望されても対応することはありません。

依頼者の意向を重視するといっても法律には劣後します。

次に、②証拠があるかどうかを検討し、全く根拠がないとみられる場合は対応できないことがあります。

たとえば、依頼者の方が、「お金を貸している」と言っても、借用書はない、領収書もない、銀行の振込み記録もない、返還請求のメールやそれに対する相手の回答もない、交渉の録音もないし、借入れを記載した簡易なメモすらない、というような状況では対応が困難です。

依頼者の方の発言を疑うわけではないですが、全く根拠がないと、私どもも動くのに躊躇します。

もっとも、この点は、じっくり相談や打ち合わせをすれば、ご本人も気づいていない証拠が出てくることはあります。

しかし、十分に打ち合わせしても、全く根拠になる証拠が出てこないような場合は、依頼者の意向があっても対応できないことはあります。

次に、③一応法律内でも反道義的、反社会的な主張はできない場合があります。

これは弁護士としての社会における職務上の地位から、いくら依頼者が希望しても対応できないことがあります。

内容的には相当でも、その言い方や対応方法によっては、お断りすることもあります。

最後に、④最終的な判決の場合との比較検討の点から依頼者の意向に反するアドバイスをすることはあります。

例えば相場が「100万円」の事件で、相手が「150万円」で和解を求めていることに対して、「300万はどうしても欲しい」とおっしゃる方もいます。

そのような場合は、依頼者の意向に最終的には従いますが、まずは「相手の和解案は相場より有利であり、相手に300万と提案して相手に拒否されて判決に行けば100万になる可能性があること」について、十分に説明します。

この点に関しては、十分不利なところがわかって、それでも依頼者から主張を求められれば対応します。

以上、まず大原則として、私どもは依頼者の方の意向を達成するために行動します。

これまでも何度か書きましたが、依頼者の方は依頼者の方の人生観があり、その中で私どもは一部の権利を預かって代行するわけですから、依頼者の意向に反して行動してよいような立場にありません。

しかし、それでも、上記の通り、どうしても対応できない場合がございます。

あさがお法律事務所

人それぞれ

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私の髪は太いストレートです。

で、わざわざお金をかけて美容院で、パーマを当てたりします。

妻の髪は、ウェーブがかかってます。

ですので、わざわざお金をかけて、ストレートにしておりました。

美容師の方に、

「わざわざ、お金と手間をかけて髪の毛に癖をつける人もいれば、取る人もいる。

人により好みは様々ですね。」

と雑談しました。

こういうことは、法律相談でも時折あります。

私どもが見て・・・の方がよいのではと思う場合、そのアドバイスはします。

が、依頼者の方は依頼者の方で、独自に自分のお考えがあることも多いです。

弁護士として、仕事を任されていると、「一般的にこれがよいだろう」と考えて判断をしてしまいがちです。

しかし、あくまで代理人として、依頼者の方が何を一番に置いているか、良くお話を聞いて行動しなけえればならないと日々自戒しております。

そして、対立相手と依頼者のお互いの意向をよくよく聞けば、和解や調停合意で解決することもしばしばあります。

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商売っ気?

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「先生って商売っ気ないんですね」といわれることがあります。

いいえ。ありますよ(笑)

ただ、その場限りのお金儲けはしたいと思っていません。

皆から信用や信頼をいただいて、それに応じた仕事し、将来にわたって喜んでもらえる仕事がしたいと思っています。

ですので、一時的なお金儲けをしたいという思いはないですが、あさがお法律事務所は、長く将来にわたって、皆さんに信頼していただける事務所でありたいと思っています。

将来にわたって皆様の期待に応え、依頼をいただいて報酬をいただきたいという意味で商売っ気はあります。

結局、そうやって、長く信用される事務所でいるためには、事案に応じた適切な費用を設定し、それを受け取って仕事を進めることの積み重ねが必要だと思っております。

あさがお法律事務所

弁護士の知識

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弁護士は様々な会社や、様々な立場の人の相談を受けます。

相談の中では、通常知りえないようなノウハウや決算の詳細などにも触れることがあり、そのために法律以外の幅広い分野の知識を得ることになります。

個別に相談者の方から聞いた特定の知識の利用は、守秘義務上、許されません。

が、そうやって知った業界の一般的な考え方や傾向を考慮して、アドバイスすることはあります。

また、弁護士は法律以外でも本をよく読みます。

例えば交通事故などでは、医療関連の本を読むことがありますし、建築訴訟では建築技法の専門書を確認したりすることもあります。

そうやって得た知識からアドバイスすることもあります。

(余談ですが、法律以外の分野の本は関連しそうなものを手探りでまとめ買い購入するので、毎月多額の書籍料が必要に案ります。)

私が法律相談でアドバイスするうえで、注意しているのは、このような別業界の知識は、すべて自身が経験したことではないことを差し引いて考えることです。

いろんな業界の知識を知っても、すべて知識と知っているだけですし、自分の経験ではない間接的なものにすぎません。

法律分野や裁判手続きなどを除けば弁護士の知識は、あくまで間接的なものであることは十分に認識しながら、アドバイスする必要があると、注意しております。

(もちろん逆もあります、「よくネットや本に載っているけど、それは実際に実務している弁護士からすると、例外中の例外の判例なんだよなあ」ということは、しばしばあります。)

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弁護士費用の自由化と報酬

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弁護士報酬は自由化されています。

このため事務所に応じて、高額の報酬の事務所も安い報酬の事務所もあります。

その中で、依頼者は事務所を自由に選ぶことが可能です。

しかし、ここで注意すべきは、報酬が自由化され、自由競争がされることと、相手の無知につけ込んで高額の契約を結ばせてもよいこととは別であるということです。

弁護士業界に限らず、ほとんどの業界では、報酬や費用は自由です。

消費者が自由意思で、合意し契約を結びます。

しかし、「相場が不明瞭なものについて、消費者を丸め込んで契約させることは自由契約だから許される」というものではありません。

実際に、一部の業界での金銭トラブルなどが消費者センターなどを通じて、新聞を騒がせることがあります。

弁護士業界でも、「自由報酬になったから、いくらで契約しても、依頼者の自由意思だからよい」というわけでないことは、同じです。

一般に相場のわかりにくい業界であるからこそ、そこは注意して相場を伝えて、十分、理解いただいてから契約してもらう必要があるでしょう。

当事務所では、各相場を理解していただくために、弁護士報酬の相場についての日弁連の資料と中小企業の報酬相場についての資料を置いております。

これらは、インターネット上でも、日弁連のサイト(クリックで飛びます)で、閲覧ができます。

あと、かつての旧弁護士会報酬基準(クリックで飛びます)も、拘束力はないものの相場の参考にはできるでしょう。

ただ、少し、両方極端な気はします。

日弁連報酬基準は高い気がしますし、弁護士報酬アンケートは低い気がします。

なお、私どもの事務所では、必ず見積もりを、契約前にお伝えします。

事案に応じて、その難易や危険度に応じて、当事務所でも相場より安くなることも高くなることもあります。

しかし、十分に相場や他の事務所での費用を理解していただき、そのうえで契約を結んでいただくことが大切だと思っております。

あさがお法律事務所では、相談者、依頼者の方の無知につけ込むようなことは厳に控えております。

あさがお法律事務所

あさがお法律事務所の料金表

弁護士も悩みます

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理屈ではこう・・・・法律論では、こうなる・・・・。

そのように私どもは、冷静に依頼者にお話しします。

皆様に説明するときは、私は理屈や根拠、過去の裁判例などから、冷静に、検討すべきところ、手の打ちどころを話します。

しかし、私どもも悩まないわけではありません。憤りを感じないわけでもありません。

弁護士も悩んで、いろいろと考えます。

そして、十分、考えに考えて、最終的には、やむを得ない点はやむを得ない点として認識して、冷静に説明します。

弁護士は、この悩んでいるところを、憤りを感じているところを、依頼者に見せることは通常ありません。

ですので、依頼者の方は、いつも冷静に見通しや結論を検討して、私が話しているように見えることもあるかと思います。

しかし、説明するときは冷静でも、その前は依頼者(もちろん、ご本人ほどではないでしょうが)と同じように弁護士も相当に悩んでおります。

ただ、さんざん悩んで腹が立っても、考えるだけ考えた後は、冷静になって依頼者にとって一番メリットがあるのは何かを考えてアドバイスし、対処していきます。

あさがお法律事務所