カテゴリー別アーカイブ: 弁護士が考えること

代表弁護士が日常考えること、ふと思ったことを記載しております。

裁判見通し

弁護士の活動の中で、「裁判の結果を適切に予見し見通す」ということは極めて重要と考えております。

弁護士が適切に事情を整理して、主張していくならば、ある程度、どの弁護士も似た主張になることはしばしばあります。

また、裁判所も諸事情を確認し真実に沿った解決をしようとするので、「弁護士によって極端に判断が変わることを避けよう」と訴訟指揮をしているように思います(感覚的なものですが)。

もちろん、弁護士がついていない場合は、とんでもない主張が出て、出すべき証拠を出さず、裁判所としてもどうしようもなく、勝てる裁判で負けることはあります。

そういう意味で、弁護士がついている方がよい事件は多いです。

しかし、両方に弁護士がついていれば、結論があまり変わらないという事件は、そこそこあります。

そういう場合は、事案を聞いたとき、勝てる裁判を勧め、負ける裁判は避けるようにアドバイス出来るかが重要です。

事案と証拠から、ある程度の見通しをつけることができるかどうか、これはその後の対応で結構重要です。

私人間でもそうですし、企業の顧問などとして対応する場合は、猶更です。

その見通しに応じて、今後の事業計画も、生活設計も立てるわけですから。

無駄に訴訟にすれば余計な費用もかかりますし。

負ける裁判を、そう伝えるのは、私どもとしても辛いところはありますが、正確な見通しを告げることは専門家として、当然と考えて伝えております。

なお、その場合でも、補充する証拠によって結論が変わる可能性があるならば、できる限りその点を伝えるようにしております。

そういえば、先日、ある方に「あさがお法律事務所は、(勝訴が多いように見えるのは)実は勝てる裁判ばかりを、より分けて受任しているのでは」と言われました。

それはそうです。

負けそうな裁判を正確に見抜いて、正直に依頼者に告げれば、結果的に勝てる見通しの裁判が依頼の中心になりますから。

もちろん「100%の見通しは不可能」ですし、「3割でも勝てる見込みがあるならやってくれ」と言われることもあるので、絶対ではないですが。

あさがお法律事務所

個人の依頼(阪神間から奈良、姫路、堺など)をお考えならば

会社(大阪、尼崎、西宮、神戸、芦屋、明石、加古川、姫路など)での依頼をお考えならば

見栄を張った記載はしない

普通、自社のホームページとか、広告、ブログなどの記載で、わざわざ自らを悪くは記載しません。

弁護士事務所においてもそうです。

ただ、弁護士事務所の場合、極度に見栄を張って、いい記載をする必要もないと考えております。

というのは弁護士は、いろんな立場のいろんな人が利用します。

そして、依頼者の人は、自分に合った事務所を探して依頼されます。

ですので、広告やホームページなどに、記載した内容に沿って、その姿勢が好きな人が来てくれます。

そして、自分の事務所にあった人が来てくれる方が結局、依頼者の方に納得してもらえる、よい解決ができます。

大きく威厳がある事務所と示したら、そういう事務所が好きな人が、小規模で依頼者に寄り添う事務所と示したら、そういう事務所が好きな人が。

勝つためには手段を選ばない弁護士なのか、社会正義に沿った活動を第一にする弁護士か。

一度依頼すれば任せっぱなしにできる弁護士事務所のか、緊密に連絡を取り協力し合っての解決を目指す弁護士事務所なのか。

特徴やスタンスを書いたら、それがいいと思ってくれる人が法律相談に来ていただける。

それならば、正直に書いた方が楽です。

私は、ホームページとか、広告、ブログなどの記載で、良く見せようとしての記載、見栄を張った記載も私はしません。

もともと私はホームページを更新するときも、ブログを書く時も、正直にを第一に考えて記載してきました。

わざわざ悪く書くことはしませんが、正直に書いて、それを評価してもらえればありがたく、評価してもらえない場合、直せるようなものでしたら改善してやっております。

(弁護士としてのスタンスとして直せないものもあります)

ちなみに、私ども、あさがお法律事務所の弁護士のスタンスを記載すると・・・

私どもの依頼者は、奈良、大阪、和歌山、尼崎、西宮、芦屋、神戸、明石、加古川、高砂、姫路あたりで地元密着の弁護士事務所です。(相手が遠方のことはあります)

依頼者にも裁判でも正直で誠実なスタンスを大切にしております。

地元密着型ですから、個々の依頼者とともに密接に連絡を取り合いながら対応していく方針で活動しております。

中小企業の顧問先を多数持ち、個人の方では相続、借金、遺言、不動産の紛争や労働問題、離婚、交通事故などを取り扱う事務所です。

刑事事件や少年事件の対応、政治活動は行いません。

中心的取り扱い分野はある程度ありますが、その他の分野でも、積極的に取り組もうという姿勢で業務を進めております。

西宮のあさがお法事務所へのお問合せ

あさがお法律事務所の特徴(個人からの依頼者の相談)

あさがお法律事務所の特徴(会社からの依頼の特徴)

無駄使い

私、弁護士岡田晃朝は、無駄遣いは、なるべく避けるようにしております。

ケチと言えばケチかもしれません。

というのは、私どものような弁護士一人の事務所では、自分と依頼者が一対一です。

そうすると、依頼者の方に請求するのも、受け取るのも私です。

自分の財布に入ったお金でも、〇〇さんが苦労して用意してくれたお金ということがわかります。

(資産家の依頼者の方で苦労までしていないとしても、やはり大金をいただいているという気持ちはあります)

そして、その支払ってくれた人が頭に浮かぶと、無駄遣いをすることは気が引けるのです。

もちろん、いったん、報酬として受け取ったお金は、私のお金です。

財布に入った以上は、理屈上は私の自由に使えるものではあります。

しかし、感情として、私が依頼者から受け取ったお金を、そのまま夜の店で女性に軽薄にお金を配ってたら、そのお金を支払ってくれた依頼者の方は、どう思うでしょう。

依頼者の方も、払った後は弁護士のお金と理屈は思っていても、何だかがっかりするんではないか・・・。

そう考えると、なかなか無駄遣いができなくなります。

サラリーマン時代は、会社に入ったお金からの給料で、あまりそういう意識をすることはなかったですが、自営業になって強くそういう意識を持つようになりました。

西宮の弁護士 あさがお法律事務所

職業病

弁護士の職業病の一つとして、「些細なことでも論理的に検討する」というものがあります。

と書くと、すごいことのようですが、わかりやすく書けば「しょーもないことで、グダグダ考える」とも言います。

(なお、こういう、表現をやたらと小難しく変えたがるのも弁護士の職業病でしょう)

裁判所というのは、国家機関で、当然全国組織です。

しかし、なぜか地方ルールがあります。

特に私の事務所のように、遠方での裁判も積極的に受けていれば、地域によって処理が違うということはよくあります。

先日も大阪神戸の裁判所では、いつも出している書面をある地域の裁判所に出したら、「あ、これ違います、うちの書式使ってください」と言われました。

(他にも書面が必要な手続きと口頭でできるものが違ったり、調停出席弁護士を名前で呼ぶか番号で呼ぶかが違ったり)

駆け出しのころ、国家機関だし、法律と裁判所規則で決まっている内容に沿っていれば違いがあるのはおかしい気がしたので、

「なぜ、扱いが違うのですか、根拠はなんですか」と裁判所に聞いたところ「裁判所(官)の独立と訴訟指揮からです」と答えられました。

しかし、「裁判所(官)の独立」があるとしても、すべて法定の記載事項の揃っている書式を、デザインを理由に「受領拒否」まではできないのではないかと思います。

ただ、そうは言っても裁判所(官)の独立から、一定の範囲では、手続内容も裁判官や裁判所ごとに決めることもあるようにも思います。

「独立」の限界はどこなのか、裁判所ごとに独立や訴訟指揮を理由に手続をどこまで自由に変更できるのか。

駆け出しのころ、そういう無駄なことで、良く悩んでいました。

最近は、指摘があれば「すみません、すぐに直します」で話を進めます。

よく考えたら、それで数日間、裁判所の書記官(書類の受け付けたりする責任のある人)と口論するより、謝って出したほうが処理が早い。

そして、依頼者からすれば判決に影響がある事項ならともかく、弁護士が修正すれば早く終わる手続なら、そちらのほうが嬉しいはず。

最近は、疑問に思う事情があっても,それを言って依頼者にメリットがあるかどうか考えるようにはなり、口に出す回数は減りましたが、それでも些細なことでグダグダ考えることは今でもあります。

職業病ですね

西宮の弁護士 あさがお法律事務所

サラリーマンと自営業

私はサラリーマンから弁護士になったのですが、サラリーマンの時に考えていた自営業のイメージと、実際になってみたときのギャップが結構あります。

自営業と言っても、士業なので、特殊な面もあると思いますが、基本は零細個人事業主です。

そのギャップについて、これまでもしばしば書いていますが、また書いてみます。

①まず、自営業をやる前、自由、誰にも気を使わず好きにできると考えていました。

自分の仕事なんだから、自分一人で、自由にできると思っていたのです。

しかし、実際には逆でした。

依頼者や相談者の方あるいは打ち合わせ相手に、できる限り日時や場所や対応内容などの配慮をするようになりました。

いろんな方の事情や心情を聞いたりするうちに、自然にそういう風になっていきました。

現在では、むしろ誰にでも気を遣うのが自営業者として必要な姿勢と思っております。

②それと自営業である以上、一人で何でもするし、できなければならないと考えておりました。

しかし、これは誤解でした。

いろんな人に支えて貰って仕事ができていることが、強く実感できるようになりました。

今から考えると、サラリーマンの時も、いろんな人のおかげで仕事ができたいたのですが、あまり強くは感じれていませんでした。

しかし、自分で仕事をすると、いろんな人が自分を助けてくれていることが、直接強く実感できます。

裁判所の人、事務員さん、ほかの弁護士、事務所経営に必要な印刷とかいろんな業者の人、運送や郵便関係の人・・・

それどころか、全くお付き合いのない会社の営業の人とか、ただの通りすがりの人のちょっとした一言が助けになったりすることもあります。

サラリーマンの時に予想していたのと、実際になってからは少し見える風景が違いますが、自分には独立して仕事をすることが、合っていると思っています。

あさがお法律事務所

プライドの高い人

先日、タクシーに乗ったところ、道を間違われました。

いつもと違う方向に動き出したときに、少し「おかしいな」とは思ったのですが、おおよその方向はあっているし、きっと「この時間だと、大通りに出てから移動する方が早いのであろう」と思って、黙って乗っておりました。

しばらく乗っていると、どんどん道を外れていきます。

さすがに、運転手さんに声をかけて、確認しましたところ、道を間違えてたようです。

道を間違えたことを気づくと、運転手の方は、謝罪の上、料金メーターを倒しました。

そして、私の目的地まで運んでいただき、「料金は要りません」と言われました。

私は、「いつも乗っているところなので、大体の料金はわかりますので払います」と言いましたが、受け取ってもらえません。

そこで、「少なくとも、最低、初乗り料金は取ってください」と言ったのですが、これも受け取ってもらえません。

結局、「プロとして恥ずかしい」と頭を下げて、どうあってもお金は受け取ってもらえませんでした。

プロとして、プライドの高い人だなと感心しました。

私、タクシーに道を間違われたことは何度かあります。

しかし、ここまで毅然と対応された方は初めてでした。

あさがお法律事務所

裁判所で見かけたカッコいい弁護士

この前、裁判所で、テレビに出てそうな「弁護士!」って感じの弁護士を続けて見ました。

見るからに貫禄があって、声が低いけどよく通る声で、年代は私と同じくらいでしょうか。

品のいいスーツ着て、書類のいっぱい入った高そうなカバンを持ってました。

法廷を出たら、高級車に乗って颯爽と去っていきました。

「あの雰囲気だと、黙ってても依頼者が来るだろうな」とうらやましく思いました(その人が努力してないという意味ではありません、知らない人ですし)。

私は、今更、見た目も変えようがないし、身長はもう伸びないし、声質は変わらないし、高いスーツ屋さんは入るだけで委縮するし、あんな感じには、どうやってもならないです。

だから、依頼者に信頼してもらおうと思ったら、人一倍勉強して、説得力のある仕事をするしかありません。

仕事の結果を見てもらえるように努力するしかありません。

あと、高級車に乗ってないので、自転車を必死に漕ぐしかありません(笑)。

幸いにも、そういうところを見ていただいて、私にも依頼者が来ていただけております。

本当にありがたく思っております。

あさがお法律事務所

判断に迷ったときは

法律問題についてわからないところは、書籍を参考に、判例を調べ、条文を調べて検討します。

資料なども時間をかけて揃えます。

他の人に意見を聞くこともありますが、口頭での発言は、ネット情報以上にあやふやなものですから、あまり用いません。

後日に、そのアドバイスに疑義があっても、「言ってない」とか「ニュアンスが違う」と言われればそれまでですし、そもそも弁護士として私の責任で回答する以上「他の人が言ってたから」などは回答理由にもなるわけがありませんので。

ただ、そのまま言動を参考にはしませんが、それをヒントに書籍を購入したり、検索したりしますので、アドバイスには相当に助かっておりますし感謝もしております。

なんか一言アドバイス貰えるだけで、精神的に楽になることもありますし。

そうやって自分なりに調べるのですが、それでも判断に迷うことはあります。

迷うのは、いろんな法律論がある場合、時間をかければ検討できるが、今、決断しなければならない場合などがあります。

で、その場合にどう検討・判断するかですが、私は、その判断に至った事情を、すべて社会全体に公表したとして(実際にするわけではないですよ)、はたしてそれを社会が認めるかどうかを基準にします。

弁護士の場合、社会全体が有罪と言っている冤罪の人を救済しなければならないという職務もあるので、単純に社会の多数派の話にはできないこともありますが、判断の一つの基準として、社会全体にどうみられるかという視点での検討を忘れないようにしております。

ちなみに、料金の設定においても、この視点を忘れないようにしております。

世間的に見れば、どうしても高いとは思いますが、その中でもできる限りの配慮しております。

すみません、それでも、一般社会常識から見たら高いことはわかっているんですが、対応できる裁判は1年20から40件くらいまでですし、それで諸経費や人件費から自分の生活費までが必要ですので・・・。

あさがお法律事務所

料金表

証拠と指示と

法律相談の中で、いろいろ事情を聞いて証拠が足りないと思うことはよくあります。

相談者の方は、いろいろ検討の上、「納得いかない」と考えて法律相談にまで来られているわけですから、全く話にならないということは少なく、おっしゃっていることは理解できることが多いです。

しかし、証拠が足りないので、このままでは訴訟できないということはよくあります。

そこで、私は証拠集めのために、いろいろと指示を出します。

法律相談に、わざわざ来ていただいた以上、何らかの方針は示したいと考えて、いろいろな証拠確保の方向性を示します。

それで、せっかく指示をいろいろしても、結局対応していただけない方がいるとき、残念に思うことがあります。

例えば「録音してください」という指示するときは、過去の類似事案から考えて、会話の中では事実を認めるが、「書面に印を押してくれ」と言われれば「できない」というであろうと予測できるときです。

それなのに独自の判断で、「あれほど認めると言っていたからきっと、録音までしなくても書面に押印を貰えるだろう」と思って話し合いに行き、結局印鑑は押して貰えず「印をもらえると思ったから録音してなかった」となることがあります。

また、他にしばしばあるのは、「やっても相手は対応しないし、無駄だと思ったのでやりませんでした。」という一言です。

事案によっては、私も「これは期待する証拠を相手が出すことはないな」と思いながら、「やってみてください」とアドバイスしていることはあります。

それは「やってみて、相手が対応を拒否しても、その拒否自体やあるいは駄目もとでも請求していることが有利な証拠に使える」と考えてのアドバイスです。

ですので、やっても相手は対応しないことも想定した上で、あえて指示しているのに、それで独自の判断で対応していただけなければ、がっかりします。

私としても、法律相談で長く話を聞いて、相談者の方と一緒に悩んでいるときなどは、相当に相談者の方に気持ちが入ってます。

相談者の方と同じように悩んでいろいろ検討して指示を出しております。

そのため指示した証拠確保に失敗すると、自分のことのように残念に思います。

私は、相談者の方側に強く迫ったり、命令口調で話すことはありません。

しかし、専門家として一生懸命考えて指示はしております。

そこは信用していただいて、対応していただければと思います。

あさがお法律事務所

市役所や法テラスの法律相談と誤解

以前もこのブログに記載しましたが、市役所の法律相談とか、法テラスの法律相談とか、国選弁護士への相談には誤解があるような気がします。

それは、弁護士が嫌々やっているとか、いい加減に処理しているというものです。

そのようなことはありません。

各制度ともに、名簿に登録した弁護士が持ち回りで対応します。

私も、国選弁護士の名簿にこそ登録していませんが、それ以外の市役所や法テラスについては登録しており、年に数回ですが、順番が回ってきます。

別に無償ではなく、相談者の方は無料ですが、私どもは数万円の報酬は頂いております。

弁護士という職責もありますし、皆さん真剣に相談に対応していると思います。

そもそも、対応が嫌ならば、名簿に載せなければよいだけですし。

年に数回しか担当日は来ませんし、それで食べていけるわけがないですから、仕事のない弁護士が登録しているというのもデマです。

真剣にやっていても誤解が生まれるのは以下の事情からでしょう。

① まず、それなりの割合で、専門外の質問が来ます。

事務所への相談予約の場合は、予約のお電話の段階で、「その分野は取り扱ってません」とお断ります。

ところが法テラスや市役所の相談では、事前にそのようなお話はできません。

担当の弁護士としては当日相談者の方が来て初めて、専門外で回答できないとわかります。

そうなるとある程度の一般論と概要は答えれても、それ以上の回答はできません。

② 次に、市役所も法テラスも、事務所と違い、その弁護士が使い慣れた書籍や資料が置いてあるわけではありません。

「調べればすぐわかる」という問い合わせでも、その調べるための書籍が手元になく、「ちょっと、今すぐは回答できません」と言わざるを得ないこともあります。

あるいは書式のひな型を見せてあげれば、すぐわかるという事案でも、その書式を示してあげることができません。

③ さらに相談時間の時間制限が20分から30分で厳格です。

ちょっとややこしい事案でしたら、事案の概要を聞いて事実確認をした時点で、相談時間が終わってしまいます。

そうすると回答ができませんので、弁護士としては回答を短くするか、相談者の方の説明中に話をさえぎって回答を始めるしかありません。

これでは十分な回答はできません。

④ 相談者の方に証拠をもってきてもらわなければ話が進まないということがあります。

事務所での相談でしたら、「では次回に、この証拠をお持ちください」と指示し、持ってきてもらい説明を進めることができます。

しかし、法テラスや市役所ですと、「では次回に、この証拠をお持ちください」と指示しても、持ってくるときには担当の弁護士が変わっています。

そうすると、説明は一からやり直さなければなりませんし、指示した証拠をどう検討するかで、前の弁護士と見解や方針に違いが生じてしまう場合もあります。

市役所や法テラスの法律相談は無料です。

事案の解決のためのスタートの時点の相談としては有用と思います。

しかし、上記のように限界があることも理解の上での利用が良いでしょう。

しばしば、無料の相談ができるところをあちこち廻って、結局、解決できずに時間と手間だけかけて解決できないと誤解されている人がいます。

あさがお法律事務所