カテゴリー別アーカイブ: 弁護士が考えること

代表弁護士が日常考えること、ふと思ったことを記載しております。

弁護士費用って高い。

弁護士費用って高いですね。

私も一個人としては、高いと思うんですよ。

これについて、他の弁護士のブログで、高い理由は「オーダーメイド」だからという記載がありました。

これはまさしくそうだと思います。

オーダーメイドである以上、一つずつの事件にかかる時間も長いですし、同時に対応できる数も限られます。

そうである以上、どうしても費用は上がってしまいます。

過払いや典型的な交通事故、破産など、オーダーメイドでありながらも、ある程度にパターンオーダー的な処理ができるものは、通常の訴訟よりは安めの料金設定になっていると思います。

それに加えて、料金を押し上げる理由としてあるとすれば、危険があるということでしょうか。

トラブルに介入するので、どうしても一定の危険があります。

依頼者の方の中には、「法的にどうということより、あの人とかかわるのが嫌なので対応してほしい」として依頼していただけることがありますが、その関わるのが嫌な人と弁護士は関わり続けることになります。

場合によっては裁判後も逆恨みを受けることもあります。

そして、そのリスクが、費用を押し上げている面はいくらかあるかと思います。

そうはいっても、やはり弁護士費用は高いですよね。

わかってはいますが、年に訴訟対応できる件数は40件前後ですし・・・、事務員さんの給料や諸経費等も考えると私の補修を控えめにしても、どうしても1件あたりは高額になってしまいます。

実際に、そうやって時間と手間をかけて十分に検討するからこそ、裁判所の判決には信用があるという面もありますしね。

あさがお法律事務所の料金表

一般的な弁護士の料金についての説明(日弁連)

面倒くさい人と切れ者

事案について、各用語の定義から詳細に検討しなければならないのは、法律家にとって当然です。

そして、細かく定義や理論を検討して主張する中で、いわゆる面倒くさい人と言われるような主張と切れ者と言われるような主張は紙一重のところがあります。

この2者、用語や事実を細かく定義づけたり、詳細な理論構成をしたり、反論を想定して証拠の裏付をいちいち確認したりと、大きく見れば同じような検討をするからです。

では、この2つの違いがどこにあるのか。

私なりに検討して、気づいたのが、いわゆる面倒くさい人の主張は、結論や解決に対して各定義や理論がストレートに向かっていっていないです。

結論に影響するものもありますが、無関係な確認も数多く確認します。

これに対して、切れ者と言われる人は、確認事項が結論に直結します。想定される反論についても、確率の高いところについて的確に予想して確認します。

理想の法曹としては、そういう切れ者を目指すべきでしょう。

しかし、実際にはどうしても面倒くさい人の側になることが、私もよくあります。

「万が一にも備えて、これも伝えておこう・・・」とか、「10回に1回しかないけど一応確認しないと」などと、考えてしまうんですよね。

なんとなく、ふと思いついたことで、落ちのない話で、すみません。

こういう落ちのない話・・・そもそも切れ者なら、いちいちブログに記載しないでしょうね(笑)。

あさがお法律事務所の弁護士紹介

事務所の概要など

専門家ですので・・・。

弁護士に相談に来られる方は、現状を何とかしてほしいという思いを持っておられます。

そのことは弁護士としても十分理解して検討します。

しかし、専門職として専門的視点から回答するので、「専門的に見ればどうしようもない」、「不利な状況であるとの回答しかできない」、そういうこともあります。

そして、なかなか、これをご理解いただけない方もいます。

冷静に検討してみてください。

日本は法治国家です。

法治国家である以上は、少なくともほとんどの事案は、法律と判例で、法律の専門家が見れば「こうなる」という決まった筋道、結論があります。

ドラマでは面白い逆転勝訴のストーリーはあります。

が、現実に弁護士のさじ加減で「有罪が無罪」、「敗訴が勝訴」に変わるようでは、もはや、まともな法治国家・司法国家ではありません。

弁護士で判断が分かれる時がないとは言いませんが、そのようなものは全体の1割程度ですし、そういう時は弁護士も「微妙ではありますが」と前置きをします。

(弁護士を雇うのは、むしろ「間違いのない処理、法律通りに適切な処理をしてもらうため」と考える方が良いかと思います。)

そして、私どもは専門家ですので、結論が相談者の期待しない内容とわかっていても、それをお伝えするしかありません。

「不利ならば不利」、「依頼者にメリットがなければない」、「無理なことは無理」そのことをお伝えするのが仕事です。

相談者の方の中には、そのことを正直に誠実にご説明すると「回答がおかしい」「それでも何とか対処方法を伝えろ」とお怒りになられる方もおられます。

中にはネット上に記載された100件に1件もないようなレアケースの判例や極めて少数説の学説をもってきて、「これで何とかしてください」と言われることもあります。

しかし、そのようなことはできません。

医師が末期癌の患者に余命を回答したり(1%の可能性で治るかもしれませんが)、税理士が多額でも払うべき税は支払うよう(たとえ脱税できても、それを指南するのはまともな税理士ではありません)回答するのと同じです。

それが法律の専門家としての見通しであれば、依頼者が望まなくてもそれを回答します。

「無理なものは無理」「メリットがないことはメリットが無い」と正直にお伝えするほうが、専門家として誠実と私は考えております。

(末期癌なのに「キノコで癌が治ります」と説明する医師の方が問題と考えております)

その点はご理解いただきたいと思っております。

(正直、「私どもも相談者のために」と考えて回答してますので、間違いのない回答をしたのに「わかってない!」と逆切れされると結構、へこみます。)

あさがお法律事務所

気を使ったつもりが使わせて・・・

今週は出張が続いておりました。

私としては出張中は、連絡がつきにくくなることや法律相談を受けれないことをお伝えし、そして、そのことを、お詫びするためにツイッターなどに、その旨を記載しておりました。

しかし、何名かの方からから、「出張中に申し訳ないですが・・・」と気を使っていただきながらのご連絡をいただきました。

私としましては、出張でご迷惑をおかけすることをお詫びするつもりで、出張のことを記載したのですが、かえって周囲の方に気を使わせてしまったようです。

職業柄か、いろいろな面で依頼者様から気を使っていただけることが多くあります。

それでも、ついそのことを忘れて、普段通りの言動をとってしまうこともあります。

今回のことで、「普段から気を使わせがちな職業であることを、よく考えながら、言動をとらなければいけないな」と反省しました。

あさがお法律事務所

常識のわかったアドバイス

アドバイスにおいて、社会常識と法律家の常識をわかって、アドバイスすることは大切かと思っております。

どういうことかと言いますと・・・

・法律家にとっては、当然に請求できないものであっても、世間的に多くの人が請求出来て当然と思っているものがあります。

そういう時に、法律家として、できないのですから、「出来ない」とのアドバイスは必要です。

が、それだけでなく一般の人から見て請求できるものである場合は、できない理由の詳細な説明や、それで落胆する相談者の方の心情にも配慮しなければならないということです。

逆の時もあります。

・一般の人ができないと思っているが、弁護士なら、当然に請求出来るとわかっていることもあります。

こういうことの説明は簡単です。

相談者の方は、予測外に請求出来る範囲が増えて、弁護士に相談したおかげで請求金額が上がったと喜ぶわけですから。

弁護士としては、前者の説明をしなければならない局面というものはしばしばあります。

法律家としての常識に照らすと、明らかに不可能なものなので、その説明をわかってくれない相談者の方に「どうしてわかってくれないのか」と思うこともあります。

(時には、「他の弁護士ならできるんじゃないですか」とか、「相手の味方のようなことは言わないでください」とまで言う人もいますが、そういうことではありません。

弁護士が自信をもって、「無理」と言っているものは無理ですし、強引にやっても費用がかかるだけでメリットがないから止めているのです。)

しかし、相談者の方としても、期待に応えてくれると思って相談にきている以上、それに反する答えが納得いかないことがあるのは、弁護士として理解しなければならないと考えるようになりました。

そして、弁護士と相談者の方の常識のずれを十分に理解し、相談者の方の心情に配慮して、説明しなければならないと思っております。

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法律相談や事件解決までの料金例

ブログ修正中

5月10日

ようやく、このブログの過去からの記載の3分の1(記事数で240/640)の修正が終わりました。

まだ、先は長いですね。

4月23日

過去のブログを修正中です。

最近、この弁護士ブログの新規の更新が、あまりされないのはそれも理由の一つです。

このブログは、あさがお法律事務所を西宮に開いて、4~5年目くらいの頃から記載しております。

その前にも別のサイトで、弁護士ブログを書いていたのですが、そのブログを閉鎖して、こちらに移してから、それくらいたっております。

表現などを見直すために、最初から順次見直しているのですが、過去のブログを見返すと、いろんなことを思います。

①その表現に反省するところがあります。

そのころの怒りにまかせて書いて、品性を欠いているように思えるところ、考えすぎて、わかりにくい表現になっているところ

そういうところは、反省しつつ順次修正しております。

②当時の法律知識不足に恥ずかしく思うところもあります。

当時としては十分調べて記載したことが、今となっては、知識や経験不足だったと感じられることがあります。

今、私がわかった気になっていることも、当時の私と同じように不十分かもしれません。

今、現在の仕事でも、十分注意しなければならないと思います。

③弁護士として依頼者に向かう際の初心を思い出すこともあります。

あさがお法律事務所の依頼者第一の姿勢は、当時から変わっていませんが、少し、仕事に慣れて、不十分な対応になっているかもしれません。

当時の気持ちを思い起こし、今後、依頼者に対応していこうと思います。

なお、弁護士ブログの見直しは、まだ最初の1年が終わったところです。

全ての見直しには、もう少し時間がかかりそうです。

あさがお法律事務所の弁護士紹介

弁護士の処理方針

弁護士事務所の料金表

法律相談の予約など

裁判見通し

弁護士の活動の中で、「裁判の結果を適切に予見し見通す」ということは極めて重要と考えております。

弁護士が適切に事情を整理して、主張していくならば、ある程度、どの弁護士も似た主張になることはしばしばあります。

また、裁判所も諸事情を確認し真実に沿った解決をしようとするので、「弁護士によって極端に判断が変わることを避けよう」と訴訟指揮をしているように思います(感覚的なものですが)。

もちろん、弁護士がついていない場合は、とんでもない主張が出て、出すべき証拠を出さず、裁判所としてもどうしようもなく、勝てる裁判で負けることはあります。

そういう意味で、弁護士がついている方がよい事件は多いです。

しかし、両方に弁護士がついていれば、結論があまり変わらないという事件は、そこそこあります。

そういう場合は、事案を聞いたとき、勝てる裁判を勧め、負ける裁判は避けるようにアドバイス出来るかが重要です。

事案と証拠から、ある程度の見通しをつけることができるかどうか、これはその後の対応で結構重要です。

私人間でもそうですし、企業の顧問などとして対応する場合は、猶更です。

その見通しに応じて、今後の事業計画も、生活設計も立てるわけですから。

無駄に訴訟にすれば余計な費用もかかりますし。

負ける裁判を、そう伝えるのは、私どもとしても辛いところはありますが、正確な見通しを告げることは専門家として、当然と考えて伝えております。

なお、その場合でも、補充する証拠によって結論が変わる可能性があるならば、できる限りその点を伝えるようにしております。

そういえば、先日、ある方に「あさがお法律事務所は、(勝訴が多いように見えるのは)実は勝てる裁判ばかりを、より分けて受任しているのでは」と言われました。

それはそうです。

負けそうな裁判を正確に見抜いて、正直に依頼者に告げれば、結果的に勝てる見通しの裁判が依頼の中心になりますから。

もちろん「100%の見通しは不可能」ですし、「3割でも勝てる見込みがあるならやってくれ」と言われることもあるので、絶対ではないですが。

あさがお法律事務所

個人の依頼(阪神間から奈良、姫路、堺など)をお考えならば

会社(大阪、尼崎、西宮、神戸、芦屋、明石、加古川、姫路など)での依頼をお考えならば

見栄を張った記載はしない

普通、自社のホームページとか、広告、ブログなどの記載で、わざわざ自らを悪くは記載しません。

弁護士事務所においてもそうです。

ただ、弁護士事務所の場合、極度に見栄を張って、いい記載をする必要もないと考えております。

というのは弁護士は、いろんな立場のいろんな人が利用します。

そして、依頼者の人は、自分に合った事務所を探して依頼されます。

ですので、広告やホームページなどに、記載した内容に沿って、その姿勢が好きな人が来てくれます。

そして、自分の事務所にあった人が来てくれる方が結局、依頼者の方に納得してもらえる、よい解決ができます。

大きく威厳がある事務所と示したら、そういう事務所が好きな人が、小規模で依頼者に寄り添う事務所と示したら、そういう事務所が好きな人が。

勝つためには手段を選ばない弁護士なのか、社会正義に沿った活動を第一にする弁護士か。

一度依頼すれば任せっぱなしにできる弁護士事務所のか、緊密に連絡を取り協力し合っての解決を目指す弁護士事務所なのか。

特徴やスタンスを書いたら、それがいいと思ってくれる人が法律相談に来ていただける。

それならば、正直に書いた方が楽です。

私は、ホームページとか、広告、ブログなどの記載で、良く見せようとしての記載、見栄を張った記載も私はしません。

もともと私はホームページを更新するときも、ブログを書く時も、正直にを第一に考えて記載してきました。

わざわざ悪く書くことはしませんが、正直に書いて、それを評価してもらえればありがたく、評価してもらえない場合、直せるようなものでしたら改善してやっております。

(弁護士としてのスタンスとして直せないものもあります)

ちなみに、私ども、あさがお法律事務所の弁護士のスタンスを記載すると・・・

私どもの依頼者は、奈良、大阪、和歌山、尼崎、西宮、芦屋、神戸、明石、加古川、高砂、姫路あたりで地元密着の弁護士事務所です。(相手が遠方のことはあります)

依頼者にも裁判でも正直で誠実なスタンスを大切にしております。

地元密着型ですから、個々の依頼者とともに密接に連絡を取り合いながら対応していく方針で活動しております。

中小企業の顧問先を多数持ち、個人の方では相続、借金、遺言、不動産の紛争や労働問題、離婚、交通事故などを取り扱う事務所です。

刑事事件や少年事件の対応、政治活動は行いません。

中心的取り扱い分野はある程度ありますが、その他の分野でも、積極的に取り組もうという姿勢で業務を進めております。

西宮のあさがお法事務所へのお問合せ

あさがお法律事務所の特徴(個人からの依頼者の相談)

あさがお法律事務所の特徴(会社からの依頼の特徴)

無駄使い

私、弁護士岡田晃朝は、無駄遣いは、なるべく避けるようにしております。

ケチと言えばケチかもしれません。

というのは、私どものような弁護士一人の事務所では、自分と依頼者が一対一です。

そうすると、依頼者の方に請求するのも、受け取るのも私です。

自分の財布に入ったお金でも、〇〇さんが苦労して用意してくれたお金ということがわかります。

(資産家の依頼者の方で苦労までしていないとしても、やはり大金をいただいているという気持ちはあります)

そして、その支払ってくれた人が頭に浮かぶと、無駄遣いをすることは気が引けるのです。

もちろん、いったん、報酬として受け取ったお金は、私のお金です。

財布に入った以上は、理屈上は私の自由に使えるものではあります。

しかし、感情として、私が依頼者から受け取ったお金を、そのまま夜の店で女性に軽薄にお金を配ってたら、そのお金を支払ってくれた依頼者の方は、どう思うでしょう。

依頼者の方も、払った後は弁護士のお金と理屈は思っていても、何だかがっかりするんではないか・・・。

そう考えると、なかなか無駄遣いができなくなります。

サラリーマン時代は、会社に入ったお金からの給料で、あまりそういう意識をすることはなかったですが、自営業になって強くそういう意識を持つようになりました。

西宮の弁護士 あさがお法律事務所

職業病

弁護士の職業病の一つとして、「些細なことでも論理的に検討する」というものがあります。

と書くと、すごいことのようですが、わかりやすく書けば「しょーもないことで、グダグダ考える」とも言います。

(なお、こういう、表現をやたらと小難しく変えたがるのも弁護士の職業病でしょう)

裁判所というのは、国家機関で、当然全国組織です。

しかし、なぜか地方ルールがあります。

特に私の事務所のように、遠方での裁判も積極的に受けていれば、地域によって処理が違うということはよくあります。

先日も大阪神戸の裁判所では、いつも出している書面をある地域の裁判所に出したら、「あ、これ違います、うちの書式使ってください」と言われました。

(他にも書面が必要な手続きと口頭でできるものが違ったり、調停出席弁護士を名前で呼ぶか番号で呼ぶかが違ったり)

駆け出しのころ、国家機関だし、法律と裁判所規則で決まっている内容に沿っていれば違いがあるのはおかしい気がしたので、

「なぜ、扱いが違うのですか、根拠はなんですか」と裁判所に聞いたところ「裁判所(官)の独立と訴訟指揮からです」と答えられました。

しかし、「裁判所(官)の独立」があるとしても、すべて法定の記載事項の揃っている書式を、デザインを理由に「受領拒否」まではできないのではないかと思います。

ただ、そうは言っても裁判所(官)の独立から、一定の範囲では、手続内容も裁判官や裁判所ごとに決めることもあるようにも思います。

「独立」の限界はどこなのか、裁判所ごとに独立や訴訟指揮を理由に手続をどこまで自由に変更できるのか。

駆け出しのころ、そういう無駄なことで、良く悩んでいました。

最近は、指摘があれば「すみません、すぐに直します」で話を進めます。

よく考えたら、それで数日間、裁判所の書記官(書類の受け付けたりする責任のある人)と口論するより、謝って出したほうが処理が早い。

そして、依頼者からすれば判決に影響がある事項ならともかく、弁護士が修正すれば早く終わる手続なら、そちらのほうが嬉しいはず。

最近は、疑問に思う事情があっても,それを言って依頼者にメリットがあるかどうか考えるようにはなり、口に出す回数は減りましたが、それでも些細なことでグダグダ考えることは今でもあります。

職業病ですね

西宮の弁護士 あさがお法律事務所