カテゴリー別アーカイブ: 弁護士が考えること

代表弁護士が日常考えること、ふと思ったことを記載しております。

人それぞれ

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私の髪は太いストレートです。

で、わざわざお金をかけて美容院で、パーマを当てたりします。

妻の髪は、ウェーブがかかってます。

ですので、わざわざお金をかけて、ストレートにしておりました。

美容師の方に、

「わざわざ、お金と手間をかけて髪の毛に癖をつける人もいれば、取る人もいる。

人により好みは様々ですね。」

と雑談しました。

こういうことは、法律相談でも時折あります。

私どもが見て・・・の方がよいのではと思う場合、そのアドバイスはします。

が、依頼者の方は依頼者の方で、独自に自分のお考えがあることも多いです。

弁護士として、仕事を任されていると、「一般的にこれがよいだろう」と考えて判断をしてしまいがちです。

しかし、あくまで代理人として、依頼者の方が何を一番に置いているか、良くお話を聞いて行動しなけえればならないと日々自戒しております。

そして、対立相手と依頼者のお互いの意向をよくよく聞けば、和解や調停合意で解決することもしばしばあります。

あさがお法律事務所

遺産相続と情報

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かつてインターネット上の有料サイトに有料で広告などしておりました。

しかし、多くの相談者の方に来ていただけておりますので、最近は有料サイトでの広告は一時停止しております。

(今後、事務所を知ってもらうための広告は別にするかもしれませんが)

その時に当該有料サイト上に記載した、過去の経験事例について、こちらに何回かに分けて記載してみます。

なお、事例は、個人のプライバシーや当職の守秘義務を害しないように、内容に一部変更・修正がくわえられております。

また、一事例としての記載であって、全てこのような解決になるものではありません。あくまで参考例としてご覧ください。

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遺産を独り占めした親族からの回収を依頼された事件がありました。

遺産を親族の一人が取り込んでいるため、情報も不明というものです。

しかし、相続人であれば取得できる情報というものがいくつかあります。

また、弁護士であれば取得できる情報というものもあります。

そういう情報をアドバイスしながら、コツコツ調べて繋ぎ合わせていき、可能な限りの遺産情報を調査しました。

そして、それをもとに調停提起しました。

その後、相手からの残りの情報開示もあり、結果的に遺産のうちの相続分の回収が出来ました。

実際に、ご実家が遠方などですと、財産の確認が難しいことはよくあります。

ただ、それでもある程度の金額があるであろうことまで想定できれば、費用をかけても弁護士を使えば回収できることもあります。

まずはご相談されるのがよいかと思います。

相続の相談なら

遺言の作成と執行について

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意思はあるが、高齢で動けない人のもとに、全くご本人は信仰してない近隣の宗教団体が、日々、寄付に押しかけ、財産がとられそうという相談がありました。

親族も交えて、話を聞いたところ、強引に遺言まで作成させられたとのことです。

そして、その遺言を撤回したいとの話でした。

当職が出張しご本人の意向を確認。遺言のひな型を作成し、ご本人に確認してもらい、その後、公証人に出張してもらい過去の遺言を取り消し、公正証書遺言を新たに作成しなおしました。

亡くなった後の財産移転の不安もあったので、遺言執行者に当職が就任。

無事に親族に、遺言通りのお金を渡せました。

亡くなった後に、宗教団体が押し掛けるなど、ひと悶着があったようですが、遺族の方が「弁護士が入って、間違いない遺言はあるし、弁護士が執行している」というと帰っていったようです(後日、遺族の方から聞きました)。

遺言は、その方の最後の意思です。

間違いのない意思を残し、それを執行するのに、公正証書の遺言作成や弁護士執行人の選任を進めております。

もっとも、執行人にはそれなりの費用がかかります。何らかの紛争の恐れが低いのに、付けることをアドバイスすると無駄に費用をかけることになるリスクもあります。

事情に応じて、執行人が不要であったり、身内が執行人についても解決できるという場合は、それを勧めます。

私どもでは、事案に応じて執行人が付かない場合のリスクの大小と予測できる執行の費用も説明しますので、それを聞かれてから、検討されるのが良いでしょう。

あさがお法律事務所

個人の相談なら

結局は、周りの人に恵まれて・・・

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仕事をしていて、周りの人のおかげで、仕事ができているということを実感することは多いです。

若いころから、そう思うことは、しばしばありましたが、自営業になってからは、特にそう思うことが多いです。

事務員さんにしても、家族にしても、裁判所の人にしても、そして顧問先や依頼者の方にしても、私のことを評価してくださり、協力してくださるおかげで、仕事は順調にできております。

思えば、これまで「何の苦労もなく、自分の思い通りに仕事を進めていけた」ということはないように思います(弁護士の仕事自体がトラブルへの介入が仕事である以上、やむをえませんが)。

しかし、上手くいかなかったり、困ったときに、助けてくれる人、協力してくれる人がいました。

そういう人々のおかげで、最終的にはうまくいっていることが多いです。

時々、ふと、そう言うことを思い出して感謝しております。

キャラクターのせいか、運がいいのか、わかりませんが、何だかややこしそうな人とは自然に距離が置かれ、いい人が周りに残ってくれることが多いです。(私に問題があることもあるでしょうし、いろんな事情がありますから、私と気が合わない人が悪人という意味ではありません)。

私、劣等感がいろんな面であり、なかなか自慢できることは限られていますが、周りの人に恵まれていることは数少ない自慢できることです。

あさがお法律事務所

労働問題の視点

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毎日10時間労働とか、14時間労働で、体を壊してという話を、しばしば聞きます。

労働基準法違反は、社会にしばしば見られますが、重大な違法で許されるものではありません。

ただ、弁護士や経営者の人は、1日10時間以上働いている人は珍しくありません。

社会人でなくても、1日学校とクラブ活動で10時間以上動いている学生の人もいるでしょう。

自営業なら、週休1日で活動している人もいるでしょう。

それでも心身を壊さないのは、使用者に雇われる労働者と、自分の意思で独立して活動をする人とは、その業務から受ける心身の苦痛に、性質の違う側面があるからではないかと思います。

労働問題を問題にするとき、単に時間の長短を問題に語ることがありますが、それだけでは解決できない問題があるのでは無いかと考えております。

労働基準法の改正がしばしば話題に上りますが、単に時間や休日の数だけではない、その労働自体の苦痛の度合いのようなものを考慮する視点も必要ではないかと思います。

あさがお法律事務所

弁護士の知識

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弁護士は様々な会社や、様々な立場の人の相談を受けます。

相談の中では、通常知りえないようなノウハウや決算の詳細などにも触れることがあり、そのために法律以外の幅広い分野の知識を得ることになります。

個別に相談者の方から聞いた特定の知識の利用は、守秘義務上、許されません。

が、そうやって知った業界の一般的な考え方や傾向を考慮して、アドバイスすることはあります。

また、弁護士は法律以外でも本をよく読みます。

例えば交通事故などでは、医療関連の本を読むことがありますし、建築訴訟では建築技法の専門書を確認したりすることもあります。

そうやって得た知識からアドバイスすることもあります。

(余談ですが、法律以外の分野の本は関連しそうなものを手探りでまとめ買い購入するので、毎月多額の書籍料が必要に案ります。)

私が法律相談でアドバイスするうえで、注意しているのは、このような別業界の知識は、すべて自身が経験したことではないことを差し引いて考えることです。

いろんな業界の知識を知っても、すべて知識と知っているだけですし、自分の経験ではない間接的なものにすぎません。

法律分野や裁判手続きなどを除けば弁護士の知識は、あくまで間接的なものであることは十分に認識しながら、アドバイスする必要があると、注意しております。

(もちろん逆もあります、「よくネットや本に載っているけど、それは実際に実務している弁護士からすると、例外中の例外の判例なんだよなあ」ということは、しばしばあります。)

あさがお法律事務所

弁護士の選び方

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時折、当事務所にセカンドオピニオンを聞きに来られる方がいます。

で、いろいろな相談を受けます。

その相談に対する回答で、結構な割合、「推測にはなりますが、おそらく今、依頼している先生は、こういう意向でしょう」というような回答になることがあります。

「今依頼している弁護士がどういう考えで動いているのかわからない」と不安を感じて、それを聞きに来られる方は結構多いです。

そこで、私は依頼者の方に推測を説明した後に

「それ、今、依頼されている先生に聞けば、すぐ教えてくれることだと思いますよ。」

と伝えます。

これに対して、

「今の先生には、恐ろしくて、そんな質問できません・・・」

と答えられる相談者の方は、それなりにいます。

弁護士を選ぶ基準はいろいろとあるでしょうが、一つ、疑問を聞きやすい弁護士、話しやすい弁護士を選んだほうが良いと思います。

そうでないと、不信感や不安感が生じることもありますし、私どもの事務所にセカンドオピニオンに来る方のように、余計な費用や手間が掛かることもありますから。

実際、資格を持った弁護士が、さまざまな事情を考慮して対応しているわけですから、セカンドオピニオンに来られても、前の弁護士の対応がおかしいということは滅多にありません。

たいてい説明不足で、相談者の方は、不安に感じていることがほとんどです。

弁護士を選ぶ一つの基準として、あなたから見て、話しやすい弁護士を選ぶことは一つの基準になると思います。

あさがお法律事務所

弁護士費用の自由化と報酬

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弁護士報酬は自由化されています。

このため事務所に応じて、高額の報酬の事務所も安い報酬の事務所もあります。

その中で、依頼者は事務所を自由に選ぶことが可能です。

しかし、ここで注意すべきは、報酬が自由化され、自由競争がされることと、相手の無知につけ込んで高額の契約を結ばせてもよいこととは別であるということです。

弁護士業界に限らず、ほとんどの業界では、報酬や費用は自由です。

消費者が自由意思で、合意し契約を結びます。

しかし、「相場が不明瞭なものについて、消費者を丸め込んで契約させることは自由契約だから許される」というものではありません。

実際に、一部の業界での金銭トラブルなどが消費者センターなどを通じて、新聞を騒がせることがあります。

弁護士業界でも、「自由報酬になったから、いくらで契約しても、依頼者の自由意思だからよい」というわけでないことは、同じです。

一般に相場のわかりにくい業界であるからこそ、そこは注意して相場を伝えて、十分、理解いただいてから契約してもらう必要があるでしょう。

当事務所では、各相場を理解していただくために、弁護士報酬の相場についての日弁連の資料と中小企業の報酬相場についての資料を置いております。

これらは、インターネット上でも、日弁連のサイト(クリックで飛びます)で、閲覧ができます。

あと、かつての旧弁護士会報酬基準(クリックで飛びます)も、拘束力はないものの相場の参考にはできるでしょう。

ただ、少し、両方極端な気はします。

日弁連報酬基準は高い気がしますし、弁護士報酬アンケートは低い気がします。

なお、私どもの事務所では、必ず見積もりを、契約前にお伝えします。

事案に応じて、その難易や危険度に応じて、当事務所でも相場より安くなることも高くなることもあります。

しかし、十分に相場や他の事務所での費用を理解していただき、そのうえで契約を結んでいただくことが大切だと思っております。

あさがお法律事務所では、相談者、依頼者の方の無知につけ込むようなことは厳に控えております。

あさがお法律事務所

あさがお法律事務所の料金表

弁護士も悩みます

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理屈ではこう・・・・法律論では、こうなる・・・・。

そのように私どもは、冷静に依頼者にお話しします。

皆様に説明するときは、私は理屈や根拠、過去の裁判例などから、冷静に、検討すべきところ、手の打ちどころを話します。

しかし、私どもも悩まないわけではありません。憤りを感じないわけでもありません。

弁護士も悩んで、いろいろと考えます。

そして、十分、考えに考えて、最終的には、やむを得ない点はやむを得ない点として認識して、冷静に説明します。

弁護士は、この悩んでいるところを、憤りを感じているところを、依頼者に見せることは通常ありません。

ですので、依頼者の方は、いつも冷静に見通しや結論を検討して、私が話しているように見えることもあるかと思います。

しかし、説明するときは冷静でも、その前は依頼者(もちろん、ご本人ほどではないでしょうが)と同じように弁護士も相当に悩んでおります。

ただ、さんざん悩んで腹が立っても、考えるだけ考えた後は、冷静になって依頼者にとって一番メリットがあるのは何かを考えてアドバイスし、対処していきます。

あさがお法律事務所

定期的な報告

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弁護士は依頼者の権利を依頼者に代わって行使する仕事である以上、依頼者の方への定期的な報告は当然と思っております。

正直に言いますと、過去には報告が少し空いたことがありました。

それで、依頼者の方にご指摘されて、なんとか迷惑をおかけしないようにと自分なりに考えました。

弁護士という仕事は、各自独立して仕事をするので、自分の業務は間違いの無いように、自分自身で監督する必要があります。

その中で、私は過去に一度報告を忘れたことのある反省から、今は

①資料をカバンから出してロッカーに入れるとき

②相手から届いた資料をロッカーに入れるとき

に、かならず依頼者に報告すると自分の中でルールづけています。

自分の業務の中で報告するタイミングを、癖づけて、「鞄や郵便受けから資料を出す=依頼者に報告する」という形にしております。

自営業の場合、自分なりに依頼者の方に迷惑をかけないためのルールを細かく決めておくことが、良い仕事のコツかと思っております。

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