作成者別アーカイブ: akitomo okada

弁護士の持つ調査権

弁護士は他の職業にはない一定の調査権限を持っております。

銀行などの取引の開示を求めたり、電話番号から住所調べることもできます(必ず可能なわけではありません)。

第三者の住民票の調査や戸籍の調査も可能です。

このような権限が与えられているのは、弁護士業務の職務上の必要性と、そして弁護士としての適正な対応をする限りは、この権限を不当に利用しないであろうという職業に対する信頼があるからと考えております。

私は、弁護士としての、この職務に対する信頼を守るため、少なくとも私なりに証拠を検討して、適正な主張と思える依頼のみを受けるようにしております。

内容的に適切な主張と考えにくいときは依頼を拒否するようにしております。

(なお、何度か類似の趣旨をブログに書いていることから、最近は、そういう理由で断る人はほとんどいません。)

弁護士の調査権限は、それはあくまで公正な裁判の実現、適切な権利の行使や回復に使われなければならないと考えております。

なお、時折、調査だけをしてほしいという人がいますが、それは2つの意味でできません。

まず、弁護士の調査権限は、上記の通り、弁護士業務遂行のためのもので、単に調査だけの依頼は受けれません。

次に、得た情報は依頼者といえども不必要には開示できませんので、得た情報を希望されても見せることができないことがあります。

兵庫県 西宮市のあさがお法律事務所

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せっかちな弁護士なので

弁護士として依頼を受けて、対立する相手に書面を送付して、返答を求める場合、たいてい10日間から1カ月くらいは返答期限を置くようにします。

(時効や証拠の散逸のリスクがあるとか特殊な事情がある場合は除きます)。

この時間を置くのは、私としては、

①相手も検討する時間や他の弁護士に相談する時間がいるであろうという思い

②こちらとして相当の理由がある内容だから時間をかけて検討してもらっても不利はないという思い

③対立しているとはいえ、検討時間を短くして、相手の判断を誤らせるような卑劣な駆け引きの仕方をしている弁護士ではないというプライド

などからです。

しかし、私、結構、せっかちな性格なので、待っている間、やたらと返事がまだかと、気になります。

3日目くらいで、事務員に、「まだ返事来ないか」と聞いてみたりします。

1週間もたてば、発送日を確認し直したり、内容を読み返したりして、そわそわします。

回答期限の前日などになれば気になって仕方ありません。

せっかちだと仕事が早めに進んでいい時もありますが、待つのは結構しんどいです。

なお、このブログを読んで、「岡田晃朝弁護士は、せっかちだから、時間をかければ交渉しやすいのか・・・」と思っても、それは無駄です(笑)。

ただ、期日を過ぎたら、即日に訴えたりすることはあります。

あさがお法律事務所

裁判までの検討事項。

裁判の希望の話があった場合、当職としては、当然、法律的に違法かどうかを検討します。

そして相手が違法であれば、まず、訴えることの検討の第一段階は、クリアとなります。

しかし、それで当然に裁判を勧めることはありません。

次に立証できるかの検討になります。

ご本人の話がいくら勝てそうでも、それが裁判で証明できなければ意味がありません。

ですので、証拠を確認していきます。

そして、全ての証拠が完全に揃うというのは難しいですが、ある程度目途がつけば、訴訟の検討の第2段階はクリアです。

そして、相手の反論を検討します。

ある程度、その分野の裁判を経験していると、あるいはその業務に関連する社会経験があると、相手がするであろう典型的反論が予想できます。

そこから、その典型的反論を崩せるかどうかを検討します。

これが崩せる事情や場合によってはその証拠がないと、やはり裁判に負けることになります。

これがクリアできて、訴訟検討の第3段階クリアです。

その後に、訴えて、真にご本人の希望を達成できるかを検討できます。

例えば、敗訴して自主的にお金を払わない人で、かつ相手が無資力とか無職ならば、あるいは詐欺師などでお金を隠しているならば、訴えてお金を請求しても意味がないことになります。

回収するのに差押え先もなければ、逃亡する可能性もあるわけなので。

また、会社で違法な降格処分に対して争う場合、会社の姿勢によっては意味がある場合もありますが、降格を取り消したうえで、さらに別の処分(地位を形式的にあげたうえで、違法にならない程度の地方に左遷とか)がされる恐れがある場合なども、希望の達成が難しいということになるでしょう。

私はこれらの点がクリアできて、「初めて訴訟を起こしましょう」という話を勧めます。

時折、「弁護士のアドバイスが事務所によって違うと言う人がいますが、1の点は、主張する法律構成が変わらなければ変わらないことが多いです。

(たった一言の事情説明忘れだけで、法律構成や結論が変わることがありますので、そういうことで変わることはありますが)

ただ、2から4の点は、各弁護士で説明の仕方の違いが生じることがしばしばあります。

私は、4の点までがクリアできないと積極的に「裁判しましょう」とは進めません。依頼者の方側から積極的に依頼があれば対応はしますが。4がクリアできないと、裁判に勝っても、ご本人としてのメリットがないからです。

2の点がある程度クリアできないと、「真実ではあなたが正しいとしても裁判は負けるのでやめたほうが良いでしょう。ただし、相手が確実に自白するなら別ですが」とアドバイスします。

(なお、この点に全く証拠がないと、そもそもご本人が希望しても裁判は受けれないことがあります。根拠の全くない訴訟自体が違法になることがありますから)

3の点がクリアできないと「相手の反論で負ける可能性はありますが、それでも裁判やりますか」とアドバイスします。

そして、結構な割合(おおよそ6.7割くらいでしょうか)で、2から4の問題で、訴訟を断念せざるをえない方はいます。

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自然体で・・。

昔は仕事において、いろいろと仕事以外の部分も気を廻して、対応しておりました。

しかし、最近、少し対応を変えるようになってきました。

もちろん、今でも相手の人に気を使わないというわけではないですし、普段から思いやりをもって、人とは接しようとは思っております。

ただ、これまでは、例えば、

・前夜に外食に行っても、今、破産手続き中で外食を控えている人に失礼ではないかと考えて、前夜の食事については口にしなかったりとか

・結婚記念日でも、離婚訴訟の人が気を悪くするのではないかと考えて、伏せていたりとか

・事務員さんは、良い方が来てくださって平和な事務所経営できていると思いますが、労働問題で苦しんでいる人もいるので、そういう話題は避けたりとか

・逆に自分がうまくいかずに、困ったことがあった場合、そういうことを出すと頼りなく思われるのではないかと考えて、黙っていたりとか

いろいろと会話やSNSなどの記載で、控えることを考えてきました。

ところが、最近、こうやって、意識的に特定の話題を避けるのが、かえって失礼ではないかと考えるようになってきました。

また、話題を選びすぎて、ごく普通のスムーズな会話にならず、かえって話しにくさを感じさせているのではと考えるようになりました。

話題を避けすぎると、人間味が無くなり、かえって相談しにくく感じるのではないかという気がしてきました。

それで、最近は、人を不快にしないように気は使いつつも、限度を超えないように、あくまで自然体で、人と対応するように心がけています。

弁護士 岡田 晃朝

裁判で驚かれること

民事裁判で、弁護士にとっては普通なのですが依頼者の方に驚かれることを記載します。

①裁判は解決まで時間がかかる

1回の裁判期日は1~2か月に1回で、一個の事件の解決は1~2年くらいかかります。

そういう話を聞いて知っていても、多くの人は、ニュースでは特別な大事件で時間がかかるのだろうと思っていることも多く、本当に自分が経験すると「これほど時間がかかるとは・・・」と言われます。

②裁判の1回の手続きは早い

1回ずつの裁判の日の手続きは、尋問や検証などを除いては、5分から10分程度で終わります。

書類を出して、その内容を陳述したとするだけですので。

基本的に時間と労力がかかるのは、裁判外での書面作成や証拠の整理や確認です。

③裁判には誰も来ない

テレビでやっているのと同じ法廷で裁判はされますが、基本的に誰も傍聴など来ません。

刑事みたいに話題の事件は少ないですし、法廷では書面を出すだけなので激論戦わせることもないですし、誰も見に来ません。

当事者でも、来られるのは5人に1人くらいです。

ただ、5分おきに次の裁判があるので、次の裁判の弁護士が後ろで待ってるだけです。

④特に、何も進まない日もある

せっかく裁判にいっても、特に話が進まないこともあります。

といっても、皆、さぼっているわけではありません。

裁判とは、結局、お互いの主張と証拠を噛み合わせて進行するものですから、その噛み合わせがうまくいかない時などは、どうしようもなく、噛み合わせるために証拠や主張を調整し直したりして、時間がかかることがあります。

⑤裁判は勝訴しても終わりでない

勝訴は簡単でも、そこからが大変という事件が結構あります。

事案の裁判が終わっても、その後の差押えの手続き、差押え先の資産の調査などが続く場合です。

これには費用も手間もかかります。

不動産の処理などが絡むと1年かかることもありますし、詐欺事件などでは、結局は差し押さえ先が見つからないことも半分くらいの確率であります。

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弁護士の提供するもの

弁護士も仕事である以上、一定の対価をいただいて、一定のサービスの提供をします。

提供するのは、法的な専門知識、専門家としての書面の作成や訴訟の追行などです。

が、私どもが提供するのは、それだけではないように心がけております。

ご不安を持つ依頼者の方への安心なども提供していこうと考えております。

弁護士への相談者の方は、紛争に巻き込まれています。

日々、相手への対応を考えると、夜も寝れないという方もいれば、相手からの嫌がらせに怖い思いをされている方もいます。

私どもはそういう方々に安心を与えれるような仕事ができればと考えております。

法的に適切な対応をお伝えするのは当然ですが、それ以外の視点を忘れずに、依頼者の方に対応していくように心がけております。

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ご予約方法

当事務所の弁護士費用について

西宮のあさがお法律事務所の弁護士費用は、講演や説明会的なものはタイムチャージ制のこともありますが、基本的には着手金と成功報酬方式です。

この着手金と成功報酬について、当事務所には一つの特徴があります。

それは、一般的な相場より、着手金を安くしていることです。

成功報酬は相場より安いこともありますが、相場相当や少し高めのこともあります。

全体としてみれば弁護士費用は、相場相当の額か、相場より少し安い金額となっております。

この理由は

①着手では事務所の維持に必要な程度の費用を頂き、あくまで利益は、裁判に勝つことで得たいと考えていること

②着手の段階で弁護士費用が高いことで、請求できる正当な権利を依頼者が諦めることの無いようにしてもらいたいこと

③着手時は当事者の言い分の金額の一定割合を着手金とするが、これでは客観性のない一方的な金額で、極度に高額になる可能性があること

これに対して判決時は客観的な金額で、極度に高額のおそれはないこと

からです。

「例」(着手金ゼロなど、特殊な事例は除きます。)

①請求額が1000万円の場合

(旧弁護士基準)着手59万円 成功報酬 118万円

(あさがお法律事務所基準)着手 約30万円 成功報酬100万円(10%)(別途 事情により減額調整あり)

②請求額が8000万円の裁判の場合

(旧弁護士基準)着手309万円 成功報酬618万円

(あさがお法律事務所基準)着手 約30万円 成功報酬800万円(10%)(別途 減額調整あり)

成功報酬が高額の場合、当事務所では成功報酬の減額調整が入るので、単純計算で成功報酬が数百万の事例は、20~30%の減額調整があります。

ですので、成功報酬も旧弁護士基準より安くなることが多いです。

なお、具体的な金額は必ず、見積もりを告知の上で契約いたしますが、減額調整については特に告知しないです。

ですので、告知、契約時の金額が最大の金額で、それより減額されることはありうるとお考え下さい。

あ、少し見栄をはって「例」の金額が高すぎました。

100万や300万の裁判もたくさん対応しております。

あさがお法律事務所 料金表

依頼者の方のご質問や意見など

依頼者の方から、いろいろご意見やご質問を受けることがあります。

そして、その時に、非常に恐縮されて質問される方がおられます。

しかし、全く気にせずに、思ったこと気になることは、お電話やメールで、ご連絡いただいて構いません。

実際に正直に言いますと、いろんな質問や主張の中には、法的な意味が低いことも多々あります。

事案の解決から離れたり、依頼者の方が、どうしても主張してほしいと言っていることが、不利な内容であることもしばしばあります。

しかし、依頼者の方は専門的なことがわからないから、ご依頼いただいているのです。

逆にご質問やご意見、ご主張が法的に完全なものでしたら、私は何のために依頼されているのかわかりません。

ですので、思ったことは、何でも即時に、ご連絡いただければよいですし、ご連絡があれば3日以内にはお返事します。

そして、それにアドバイスをすることが、私にとって大切な仕事の一つです。

そうやって、いろんなことをお話しいただくと、実際に経験していないとわからない、決定的な事実のご連絡が5回に1回くらいあります。

そして、この1回をお知らせいただくことが裁判では決定的なこともよくあります。

ですので、遠慮なく何でもご連絡、ご質問ください。

あさがお法律事務所(西宮市の弁護士事務所)

弁護士費用って高い。

弁護士費用って高いですね。

私も一個人としては、高いと思うんですよ。

これについて、他の弁護士のブログで、高い理由は「オーダーメイド」だからという記載がありました。

これはまさしくそうだと思います。

オーダーメイドである以上、一つずつの事件にかかる時間も長いですし、同時に対応できる数も限られます。

そうである以上、どうしても費用は上がってしまいます。

過払いや典型的な交通事故、破産など、オーダーメイドでありながらも、ある程度にパターンオーダー的な処理ができるものは、通常の訴訟よりは安めの料金設定になっていると思います。

それに加えて、料金を押し上げる理由としてあるとすれば、危険があるということでしょうか。

トラブルに介入するので、どうしても一定の危険があります。

依頼者の方の中には、「法的にどうということより、あの人とかかわるのが嫌なので対応してほしい」として依頼していただけることがありますが、その関わるのが嫌な人と弁護士は関わり続けることになります。

場合によっては裁判後も逆恨みを受けることもあります。

そして、そのリスクが、費用を押し上げている面はいくらかあるかと思います。

そうはいっても、やはり弁護士費用は高いですよね。

わかってはいますが、年に訴訟対応できる件数は40件前後ですし・・・、事務員さんの給料や諸経費等も考えると私の補修を控えめにしても、どうしても1件あたりは高額になってしまいます。

実際に、そうやって時間と手間をかけて十分に検討するからこそ、裁判所の判決には信用があるという面もありますしね。

あさがお法律事務所の料金表

一般的な弁護士の料金についての説明(日弁連)

面倒くさい人と切れ者

事案について、各用語の定義から詳細に検討しなければならないのは、法律家にとって当然です。

そして、細かく定義や理論を検討して主張する中で、いわゆる面倒くさい人と言われるような主張と切れ者と言われるような主張は紙一重のところがあります。

この2者、用語や事実を細かく定義づけたり、詳細な理論構成をしたり、反論を想定して証拠の裏付をいちいち確認したりと、大きく見れば同じような検討をするからです。

では、この2つの違いがどこにあるのか。

私なりに検討して、気づいたのが、いわゆる面倒くさい人の主張は、結論や解決に対して各定義や理論がストレートに向かっていっていないです。

結論に影響するものもありますが、無関係な確認も数多く確認します。

これに対して、切れ者と言われる人は、確認事項が結論に直結します。想定される反論についても、確率の高いところについて的確に予想して確認します。

理想の法曹としては、そういう切れ者を目指すべきでしょう。

しかし、実際にはどうしても面倒くさい人の側になることが、私もよくあります。

「万が一にも備えて、これも伝えておこう・・・」とか、「10回に1回しかないけど一応確認しないと」などと、考えてしまうんですよね。

なんとなく、ふと思いついたことで、落ちのない話で、すみません。

こういう落ちのない話・・・そもそも切れ者なら、いちいちブログに記載しないでしょうね(笑)。

あさがお法律事務所の弁護士紹介

事務所の概要など